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ローコスト競争激化に感じる恐怖。

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 昨日、航空会社のANAが約2100億円の公募増資を実施するという発表があった。その目的はアジア市場の取り込み、そしてJALやLCC航空会社との競争に備えてのものらしい。

 

 JALが国の支援を受けて復活したことをANAの社長は、「それは不公平だ。」みたいなことを言っている。しかし、JALがドタバタしているときにANAへもお客は流れているので、そのメリットも享受しているはずなのだが、そんなことは一切言わない。

 

 ただ私が感じる実感としては、JALのサービスの質が良くなり、ANAは以前と比べるとどうも良くないということ。

 

 ANAのトップは今、他社との競争や新たな市場の取り込みに目が向き、一方のJALは社内の体制づくりや今利用しているお客様に目が向いている。

 

 そのように感じる。

 

 交通機関の会社が他社とのローコスト競争をしているのを見て、怖さを感じるのは私だけではないはずだ。

 

 なぜならそのことが原因で大きな事故が実際に起きている。JRの尼崎脱線事故、長距離バスの高速事故。多くの死傷者がでた。これらの背景にあったのは、「ローコスト競争」だ。

 

 ローコスト競争の怖さは、社内の判断軸が効率一辺倒になること。とにかく早く。とにかく安く。そこに無理が生じて、大きな事故として現れる。

 

 お客様を見ない姿勢が生まれてくる。

 

 住宅不動産業界もローコスト住宅を扱う会社が増えている。低年収化が進んでいるので、そういった商品も必要だ。しかし、それが質の悪い商品をつくること、あるいはサービスの低下につながっては良くない。

 

 ANAの増資ニュースを知って、ANAを利用することに少し怖さを感じた。

 

 お客様が住宅会社の低価格商品を見て、同じように感じているお客様もいるのではないか?そうではないことを伝えよう。

 

 それが単なる安売りをする他社との違いにもなるはずだ。

 

 

 

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