最新、分譲マンションマーケティング。
昨日は大手不動産会社でコンサルィング。
そこで、分譲マンションの集客策を考える時間があった。私は船井総研に転職する前はマンション開発を主力とするデベロッパーにいた。マンション販売をしたこともある。
昨日は、その頃と比べるとマンションの購入者層に大きな変化が起きていることを実感していた。
昨日伺った会社は郊外で分譲マンションを手掛けている。従って、都市部では違った動きがあるのかもしれないが。
私がマンション事業に関わっていたのは、今から20年ほど前。バブル終焉から約5年の間だ。当時のお客様は、95%以上が賃貸マンションや社宅からの脱出組。もちろん、ファミリー層。
ところが、今はこの客層が減っている。そのかわり、年齢の高い層、お金も持っている層、持ち家からの住み替え層が増えている。
購入者の年齢が上がっている。
なぜ、このような変化が起きているのか?この20年の間に起きた変化を考えてみた。
ひとつは不動産価格の下落、および資材や設備の価格下落、コストダウンノウハウの進化により新築一戸建ての価格が落ちたこと。つまり、賃貸に住む子育てファミリー層にとって新築一戸建てが購入しやすくなった。こうなれば、やはり一戸建てが良いとなるのが心理。
そして、良質な中古戸建が増えたこと。20年前の中古住宅に対するイメージは相当に悪かった。お金のない貧乏人が住むというイメージだった。マンションはまだしも、中古戸建は恐くて買えない。そんな時代だった。それからすると、大きく変わった。それに若い人の中古に対する感覚も変化した。
さらに、一戸建て持ち家に住む人からの住み替え層。この層も20年前はほとんどいなかった。便利だとは分かっていても、やはり土地付き一戸建てで一生を終えるというのが一般的だった。それが、かろやかに住み替える人が増えてきた。
このような変化が影響をしているのだろうと思う。
「賃貸→新築分譲マンション→一戸建て」が崩れているのだ。
「賃貸→新築一戸建て・中古戸建>新築分譲マンション・中古マンション→新築マンション・中古マンション>新築一戸建て・中古戸建」このようなスタイルが増える。
ということは、ますますこれから中古戸建の空き家が増える。10年で今より倍増するかもしれない。
今も空き家は750万戸あると言われる。
ここに間違いなくビジネスチャンスがある。
まずは私は、今求められる分譲マンションマーケティングを考えなければならないが。
