地域一番店から進化できる会社、退化してしまう会社。
昨日は地方の住宅会社でコンサルテイング。この会社も規模はそれほど大きくはないが、地域一番店企業だ。
シェア10%を超えている。
そうなると自社の周囲にも建てた家が点在する。「あのお家でしょ。こっちのお家でしょ。そしてその隣のおうちでしょ。それから向こうに見える赤い屋根のお家でしょ。」のように。
また、明らかに紹介も増える。紹介ではなくても、実は知り合いだったという話も増える。シェア10%を超えた地域一番店になると知り合いの知り合いをたどれば施主とつながる。
この住宅会社は1800から2200万円ぐらいの価格帯でスタンダード住宅を扱う。ローコスト住宅ではない。中高価格帯だ。
この価格帯で地域一番になると、「客質」も変わる。良くなる。「値切れ!」というような質の悪いお客ははじめから来なくなる。いいお客しか来ない。そうすると会社の雰囲気がさらに良くなる。
さて、地域一番店からさらに進化するために求められるものがある。
地域一番店になると様々な変化が起きる。客質が良くなるというのもそうだ。しかし、一方でお客の「事前期待値」が高まる。
いい評判を聞いて来るわけだから。
そうすると、ちょっとしたミスや失敗が大きなマイナス評価になることがある。そして、良くて当たり前ということにもなる。
ハードルが上がるのだ。
地域一番店は、この見えないモデル像との戦いと言える。
地域一番店になるまでは地域一番店を見ながら戦う。それが地域一番店になると見えない敵と戦う。
それはまさに「理想」との戦いと言える。
住宅会社はどうあるべきか?住宅会社で働く社員はどのように振舞うべきか?
自分たちの理想を求める。
まさにこれが地域一番店から先に進む会社が取り組んでいることだ。
