理性的アプローチと感情的アプローチ。
今日は天気が良くなりそうな青空が見える、朝だ。
私の自宅の小さな書斎が模様替えをされ、机に座ると正面に空が見えるようになった。マンションの8階なので、案外景色がいい。夜は大阪梅田まで市内の夜景が一望できる。これは、自宅で気に入っていることのひとつ。
小さな部屋で家族が増えたので狭いのだが、高層の景色、夏でも冷房いらずの涼しさ、そして広い敷地なので子供が遊べる場所が多いこと、そして何より15年住んでできた住民とのコミュニティ。
移り住みたいのだが、決断できない理由がたくさんある。
思い起こせば15年前、このマンションを買ったときは、それほど時間をかけないで決めた。そのときは、今とは逆に早く移り住まなければならない理由があったので。
今の家に住みつづけることもできないわけではない。購入も有り得る。15年前は引越しをするしかない。賃貸にするか購入をするかのどちらかで。
選択の幅が広いほど決断は億劫になる。自分のことになると分かります。
しかし、大事なことはそれが問題の先送りになっていないかということ。
今、購入すること、引越しをするメリットとデメリット、そしてまだ先で購入することのメリットとデメリット。
このメリットとデメリットには、理性的なものと感情的なものがある。金利や地価動向などは理性的な判断だ。しかし、人は理性だけで生活をしているのではない。感情がある。
理性的なメリットやデメリットを説明できる営業社員は多いのだが、感情的なアプローチができる人は少ない。
どうしても家を購入しなければならない理由が明確な人には理性的アプローチでいいが、どうしようかと考えている人や選択肢がひろく考えられる人にはそれだけでは難しい面もでてくる。こういう人は情報収集もするし、勉強もする。だから、理性的な判断はある程度できている。あるいは、できていると思っている。
それが正しいのかどうかをプロの経験や知識から知りたいとは考えているだろうが。そして、やはり感情的なアプローチ、つまり自分の感情を理解して欲しいと思っている。
高額な商品、そして予算に余裕がある客層にアプローチをするには、このようなことが必要だと思う。
我が家にアプローチをしてくる不動産営業マンも理性的アプローチだけでガンガン攻めてくるタイプとそれに加えて感情的アプローチをしてくる人がいる。
どちらに好意を寄せるかは明らかだ。
