なんのために生産性を高めるのですか?
「社長、生産性を高めたいのは分かるのですか?その理由は何ですか?」
「何を当たり前のことを言っているのだ。会社は少しでも多くの利益を上げなければいけないじゃないか。利益がでればたくさん給与も出せるし・・・。」
昨日は今新しく企画をしているセミナーの打ち合わせをしていた。そこで、メンバーと生産性について話していた。
「何のために生産性を高めるのか?」と。
最近、国内の経済に少し明るさがでてきたが、まだ先行きが不透明だ。地震も起きている。このようなときは将来を考え、売上高以上に生産性を上げておくことが大切だ。
生産性アップを実現するには、一つは価格を上げる、二つは原価を下げる、そして三つめが業務の進め方を変える、がある。
これを具体的な方法論をもって取り組まないと、単なる掛け声か精神論で「がんばれ!」みたいなことになる。
社長視点の生産性アップは、会社の利益が上がることになる。一方、社員視点での生産性アップは、これまで以上に社員ひとり当たりの仕事が増える。つまり、長時間労働になるという見られ方がある。
生産性アップには、社長と社員では見える景色がまったく違うと思った方がいい。だから、社長は社員の視点で、社員は社長の視点で見るようにしたい。しかし、現実には社員が社長の視点で会社を見られるようになるのは、なかなか難しい。まずは、社長が社員の視点で見られるようほうが可能性がある。
価格を上げるために何をするのか?
原価を下げるために何を変えるのか?
業務の進め方を変えるために何をするのか?
新しいことをするときに業績を上げる事と同時に、生産性を高める目的があることを明確に社員に伝える。
生産性が高い会社は、社員が自立的に仕事に取り組み、自ら考え動いている。そして、仕事を楽しんでいる。
生産性がアップすると会社はどのようになるのか?
ただ、淡々と仕事をするイメージなのか?それとも、ワイガヤ!で楽しく仕事をしているイメージなのか?
生産性が高まるとは効率的に仕事ができるようになることだ。ただ、効率的なことだけを考えていると他社に真似されやすい事業体になるかもしれない。
他社に真似されない強い組織になる。これこそが生産性アップの目的だ。そこで、働く社員はワイガヤ!で自ら考え、仕事を楽しんでいる。
そして、そのためにはリーダーや社長が最も働かなければならない。その姿がないところで社員の生産性は絶対に上がらない。
