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ソーシャル化で個の時代になるのか?

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 ツィッターやフェイスブックなどSNSの登場でこれまでの既存の組織を超えて、個人がつながりやすくなった。但し、それを捉えてこれからは組織ではなく個の時代だと決めるのはどうかと思う。

 

 確かに、個がつながりやすくなったことで新たな価値が生み出されてはいる。東日本大震災のときもSNSを通じて立ち上がった復興プロジェクトがある。あるいは、医療現場では一刻を争う重症な救急患者の治療の際に優秀なドクターがSNSでつながることでベストな医療チームを瞬時につくることができ、最適な治療ができることもある。また、個人が会社を辞めて独立しても必要な知識や知恵、あるいはお客も集めやすくなった。

 

 これらは、SNSによる個人のつながりができたことで新たに生み出された価値である。

 

 しかし、私は個の時代が進めば進むほど、一方で組織の時代も進んでいるように思う。個人の価値が高まるのと同時に、組織の価値も高まっていると思うのだ。

 

 特に、人が集まることで可能になるモノづくりや継続的に生活者や法人に対してサービスを提供する事業を行なう場合は個人で行なうには限界がある。

 

 必要なときに立ち上がり、そして必要がなくなれば解散するといった短期間型プロジェクトで事業やサービスを提供する場合は、SNSによる個のつながりでこれまでにない価値が提供できるだろう。

 

 但し、個の時代とは言え、本当に価値を提供できる個でないと、その存在がなくなるはずだ。まわりから求められている価値を提供し続けることができる個は強い。

 

 そして、組織の価値が見直されるとは言え、やはりこれも組織として尊敬される集団でないと存在すらできなくなる。

 

 ソーシャル化が進むことで、個と組織の両方の価値が見直されようとしている。

 

 そのようなときに考えなくてはいけないのは、どのような個や組織の価値がこれから求められるようになるかということだ。

 

 静かな環境、ゆっくりした時間のなかでこんなことを考えていた。

 

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