変化のタイミングを押さえて潰さない経営を。
私は社会人となったのが1992年。それから19年が経った。その間、経済も様々な変化があった。
1992年 バブル崩壊
1997年 消費税5%増額
1998年 大手銀行の相次ぐ破綻
2000年 ITバブル
2004年 日本経済も良好に
2006年 住宅不動産バブル
2008年 リーマンショック
2011年 東日本大震災
このようにして見ると、およそ3~5年で経済に大きなインパクトを与える出来事が起きている。そして、それによって景気も影響を受けている。
19年のなかで倒産をした大手企業もある。あるいは、合併もあった。私が学生の頃は財閥系の金融機関が合併することになるとは考えられなかったが、今ではごく当たり前だ。
また、住宅不動産業界においても同じような状況である。地域で活躍をしていた住宅不動産会社で倒産をした会社もある。
工務店も2001年には9万社を超えていたのが、2009年には7万社以下になっている。10年満たない間に2万社以上がなくなった。約4社に1社がなくなっている。
来年以降も予想ができない変化があると考えた方がいい。特にヨーロッパ経済がどうなるか分からない。おそらくヨーロッパが減速する分を新興国の成長でどこまでカバーできるかということだろう。場合によってはリーマンショックのようなインパクトを世界経済に与える可能性もある。
そのようなときにどのような経営をしていくべきなのか?
端的に言えば、「変化に対して会社を潰さない経営」ということになるだろう。
そのために、常にローコスト経営が必要だ。
但し、このローコスト経営とは何かをそれぞれの会社で決めておくことが大事だ。何でもかんでも経費を削減すればいいというものではない。
会社の成長には社員のモチベーションが必要だ。売上をつくる部門のモチベーションが下がれば業績は落ちる。
それ以外の部分を徹底してローコスト化する。
そうして、資本を増強すること。厳しいときが来れば、その後に必ず良くなるときが来る。これも、この19年間で起きたことだ。
厳しくなって他が縮こまっているときに攻めの体制を整える。そして、良くなったとき一気に攻める。
このサイクルをまわして会社を大きくしていく経営があることも、私が19年で学んだことだ。
