一番店時代の到来。
店舗面積20坪以下など小さな店舗で、不動産売買仲介を専業にやっている会社の反響が厳しい。
これまでメインの反響スタイルであったチラシ反響から集客ができなくなっている。一方、インターネットについては反響は増えるが、そこから来店、現地案内、契約といったステップを進められる会社とそうでない会社の差が大きくなっている。
私は5年ほど前には言っていたが、近い将来、不動産売買仲介は大きな転換期を迎えるだろうと。インターネットの利用が進めば進むほど、従来の小さな店舗でやる不動産売買仲介が活躍できるフィールドはなくなるだろうと。
考えれば当たり前の話なのだ。従来の不動産売買仲介の反響、営業スタイルであればインターネットにすべて置き換えられるのである。
たくさんある物件のなかから要望を聞いて、つまり情報検索をして、良いと思う物件があれば現地を案内する。営業とは言うものの情報検索しかやっていない会社が従来の不動産売買仲介会社のほとんどだった。
情報検索型営業しかやっていない営業マンがほとんどなのだ。これではインターネットに取って変わられても仕方がない。
しかし、チャンスはある。ネット化が進めば進むほどリアルが重要になってくる。不動産売買仲介業で言えば、それは店舗だ。
私がお付き合いをしている不動産会社では5年ほど前に地域で一番の大型店舗をつくり集客、営業のやり方を大きく変えた。
今では明らかに地域一番店だ。
これから不動産売買仲介業も明らかな一番店がシェアを大きくとる時代になる。その基本は店づくりだ。
このことは不動産業界だけの話に限らない。小売業なども同じ道を辿っている。
不動産売買仲介業界にもそれがやってきただけの話だ。
