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70歳を超えたベテラン営業マン?

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 昨日、私宛にビックリするような封書が届いた。

 

 味園健治という宛名が封筒に筆文字ではみださんばかりに大きく書かれている。私はそれを見た瞬間、「果たし状でも来たか?」と思った。そして、封書の裏を見る。その瞬間はそこに書かれている会社名、名前が誰なのかが分からなかった。

 

 その社名、名前に思い当たることがないかを考えること数秒。思い出した!

 

 「あっ!あのときのおじさんだ!」

 

 あまりにもインパクトある出会いだったので明確に思い出した。その人とは数日前に東京で開催された経営戦略セミナーの夜の懇親パーティで出会った。

 

 親しい方々と一緒にお料理とお酒と会話を楽しみながらテーブルを囲んでいたときだ。いきなり飛び込んできた。こちらがみんなで楽しく話をしていることは全くお構い無しに、脈絡もなく話し始めた。本当にいきなり脈絡もなくだ。そのようなことだから最初の印象は最悪。「なんだ、この人は?なんて失礼な人だ。」というように。

 

 しかし、その人がテーブルを離れるときは名刺交換をしていた。その間、数分。そして、今回、封書が届いた。

 

 一体、そこで何が起こったのか?あらためて、その時の事、そして今回の封書の事を考えていると見事な営業を受けていたことが分かった。その人の年齢は70歳を過ぎている。

 

 突拍子もなく人の輪に飛び込んでくる。次に、相手が絶対的に信頼している人の名を挙げ商品をPRする。そして、まずは敷居の低い条件を設定しそれをクリアしたら、すかさず次のハードルを提示する。それが名刺交換だった。いきなり名刺交換をお願いされていない。

 

 掴みから目的を達成するまでの流れがスムーズ。そして、それに要した時間は数分というスピーディさ。パーテイにはいくつものテーブルがある。パーテイの時間は決まっている。そのなかで多くの人と名刺交換をするために編み出した方法だったのだろう。

 

 いやあ、今思えば勉強になった。おじさん、ありがとう。

 

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