ちっちゃい社長になるな。
先日、こんな話をしてくれた親しい経営者がいた。
「私の友人に住宅会社の社長をやっている人間がいる。その彼が「私は船井総研を卒業しまたので。」といっていた。”卒業?”って、どういう意味と思ったけど、どうやら船井総研のコンサルタントを雇っていたようだ。そのコンサルタントから学ぶことがなくなったので、”船井総研を卒業”という言い方をしていたようだ。でも、私はそれを聞いて、その彼にそれは大きな勘違いだよ、と言っておいた。どう考えても、その彼はそんなことが言える社長としての器量や器のある人間ではない。社員数も20名を超えるぐらいだ。まあ、小成功病にかかっているんだね。」
このような話だ。
私もその話を聞きながら確かにそうだなと思っていた。
器量が大きい社長、あるいは多くの社員を抱え売上も数百円を超える社長ほど、本当に腰が低い。一方、創業者で順調に業績が伸びてきたとは言え、売上規模では5億とか10億ぐらい。社員数も10名から20名ぐらい。時々、これぐらいの規模で成功者のようになってしまい、勉強も素直さをなくし鼻高々な社長になってしまう人がいる。
大体、こういう社長は本当の事業意欲というよりも、本音では自分の蓄財に興味を持っている。そのことにお金と時間を使っている。
先日、船井総研の経営戦略セミナーが開催されていた。そこには1000名を超える方に来ていただいた。このなかには大経営者の方もたくさんいらっしゃる。
そういった方と話をしていると小成功病にかかってしまった社長とは話す内容が明らかに違う。社員を愛し、地域のことを考え、お客様への貢献を真剣に考えている。そして、豊かな人間性を感じる。
地方で売上10億円を超える会社の社長になればその地域ではちょっとした有名人になる。会合や呑みにでかけても持ち上げられるようになる。気持ちいい環境だろう。そして、そこで満足をしてしまう。
そうするとどうなるか?経営は明らかに守りになる。社長自身、ある程度の蓄財もできたから、それをいかに守るかとなってしまう。
もうこれでは経営者ではない。
上には上がいる。そして、自らも上を貪欲に目指す。
次のステージは確実にある。ちっちゃい社長になるな。ガンガン!攻めよ!
