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 昨日面白い話を聞いた。

 

 「将来性があるからこの事業をやってみよう。」

 

 こんな感じで会社を立ち上げる。事業にチャンスを見出して立ち上げる。『事業発想』による立上げだ。

 

 しかし、企業は3年以内に80%は倒産すると言われる。そこには様々な理由があるだろうが経営者としての資質やセンス、あるいは一緒に事業を立ち上げたメンバーとの人間関係といった事業の将来性ではなく、人に関る理由で倒産してしまうケースも多いようだ。

 

 つまり、成功するかどうかは事業発想も必要だが、人材発想が決めてになるということだ。

 

 ある人材派遣会社が事業発想ではなく、人材発想で事業を次から次へと立上げ会社を大きくしているという話を昨日聞いた。

 

 人材派遣会社には職を求めてたくさんの人がやってくる。派遣先があるときはもちろん企業紹介をするのだが、今の時代、常に派遣先があるとは限らない。

 

 そうすると職を求めてやってきた人に会社を紹介できないケースもある。

 

 このときどう考えるか?

 

 ビジネス領域を拡げられるかどうかの分かれ道となった。

 

 この人材派遣会社の経営者は職を求めてきた人のなかから、コイツ優秀だと思う人間にやりたい事業を考えさせた。そして、ビジネスチャンスがある事業を立ち上げさせた。

 

 それで会社が次から次へと生まれた。人材派遣会社なのだが、今では運送業やバイオベンチャーの事業もやっていると言う。

 

 大きな発想の転換がそこにある。

 

 『人材発想』 × 『事業発想』

 

 今は情報はいくらでもカンタンに集められる時代になった。人の輪も作りやすくなっている。そこに必要なのは、人の思いだ。人の思いがなければ何も始まらない。しかし、強烈な人の思いがあるところには情報も人も集まってくる。

 

 成熟化した今の日本経済で事業を立ち上げるには、事業発想以上に人材発想が決めてになる。そのことを感じながら話を聞いていた。

 

 

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