“はざま”や”統合”にビジネスチャンスがある。
積水ハウスや学研ホールディングスが高齢者と子育て世代が同じ敷地内で暮らせる賃貸集合住宅を始める。
数年前、ドイツに住宅視察で訪ねた際、様々な大きさの部屋が同じ敷地内、建物内にあるアパートメントを見た。一人暮らしをする人、若い夫婦、子育てファミリー、子供が巣立った中高年、そして高齢者。このような世帯が異なる家族が同じアパートメントで暮らす。
そのときに感じたのは日本にはない発想だなということ。
私は船井総研に転職をする前はディべロッパーにいた。マンションの開発から販売をしていたのだが3LDKと4LDKタイプのみのマンションばかりだった。子育てファミリーだけを考えた発想だ。
ところが、これからの日本は人口減少が始まる。間もなく世帯数も減り始める。高齢化がますます進み生産者人口は急激に減少をはじめる。
そのような時代を向かえる日本で、これまでと同じ発想ではうまくいかない。
このような変化を捉えたチャレンジが、今回、積水ハウスや学研ホールディングスが発表した高齢者と子育て世代が一緒に暮らす賃貸集合住宅だ。
今やこれまでと同じ発想で営業力に頼った土地活用提案をしていては、まったく受注はできない。
しかし、業績を伸ばしているところはある。
そういった会社は時代の変化を捉えた新しい提案をしているところだ。
時代が変化しているときには、ポッカリと空いたマーケットが登場する。それは、”はざま”だったり、”統合”をすることで生まれる。それをいち早く見出した人がビジネスチャンスを掴む。
ということは、今こそ顧客志向で柔軟な発想で商品やサービスを考え、新たなチャレンジをするべきときなのだ。
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