今、言ってはいけないこと。
「最近、どうですか?」
今、この言葉は多くの社長の口癖となっているかもしれない。
また、会合など業界の集まりにいくと司会がきまって言うのが、「震災の影響もあり我が業界も大きな影響を受け、大変厳しい状況にありますが・・・」みたいなことだ。
ある意味、これは風評被害だと思っている。
なぜなら、事実とは違うからだ。
確かに、業界全体でみればそうなのだろう。しかし、このようなときでも元気に頑張り、成果を上げる会社は間違いなくある。
社長が考えるべきは会社のことだ。業界のことではない。業界がどうなろうが関係ない。会社のお客様、社員、そして業績のことを考えなければいけない。
今、調子が良い会社があったとしても、「いやぁ、おかげさまで調子が良いですよ。」とか、「仲間に聞いていますが、皆さんまずまず良い感じですね。」と言えるだろうか。
こういうと、根掘り葉掘り聞かれる羽目になる。答えるのがめんどくさいから、「いやぁ、あんまり良くないですよ。」と答えるのだ。それ以上聞かれることにはならない。
ところが、私の場合は正直に答える。そうすると必ず「どんな会社?」とか「なんで?」と聞かれる。私は答えるのが仕事だから、できるだけ正確に答える。
そうして最もいけないのが、「厳しいから思うような成果が上がらなくても仕方がない。」と言ってしまうことだ。外部環境のせいにしてしまう。
今、社長はもちろん、社内で禁句にすべき言葉がこれだ。
「今厳しく、他もあんまり良くないって聞くから、仕方がないね。」
絶対に言ってはいけない。なぜなら事実ではないし、風評だからだ。
これは、まさしく菌である。伝播力もある。
絶対にかからないでもらいたい。

