社長が自分自身の成長を信じられているか。(チェック済)

住宅会社や工務店で今の売上が1億円。さて、これから10年、20年かけてどれぐらいの売上規模まで成長させることを考えるだろうか。
3億円、5億円、10億円は超えたいと考えるだろうか。会社の成長は社長がどれほどの目標を掲げるかで決まる。本当に、業績が伸びるかどうかは、それに尽きる。会社は社長で決まると言う通りだ。
しかし、売上が1億円のとき、30億円になっている会社を経営している社長自身の姿が想像できるだろうか。
「いやぁ、まったく見えません。」
10年後、20年後の姿なんて、見えるわけがない。実際に、そのような実績を上げてきた社長に、「10年前、20年前に今の姿は想像できましたか?」と聞くと、「できるわけないだろ!」と答えられる。
その通りなのだ。
その変化のなかで一番変化したのは社長自身なのだから。売上1億円の社長と30億円の社長では、同じ人物かもしれないが、まったく違う人間になったとも言える変化をしている。
その自分自身の将来の姿が想像できない。なぜなら、これまで生きてきた自分や今の自分から考えるからだ。これまでの延長で考えるから想像できない。
私もコンサルタントとして、10年前、20年前は売上が1億円だった社長が、今では20億円、30億円へと成長させた社長を何人か知っている。
なかには3000万円の売上を20年弱で、30億円近くまで成長させた社長もいる。正直なことを言うと、私自身もコンサルタントとして10年前、20年前にそのように成長させる社長に見えていたかと言うと、見えていなかった。
売上3000万円の会社の社長を見て、売上30億円の社長に見えるわけがない。同じ社長かもしれないが、まったく違う人間になるのだから。
だから、私は今、何を考えているかというと、たとえ今は売上げが1億円、2億円かもしれないが、10年後も1億円、2億円の会社でいる必要はまったくないということ。10億円、20億円の会社に成長させる夢は十分に持てる。多分、高校球児が甲子園で優勝を目指すことより、数倍は簡単なはずだ。
それほど、難しいことではない。そこでのハードルは社長の頭にある。
ただし、このように会社を成長させた社長は、規模が小さかったころから、会社を大きくしたいとは思っていた。その方法は分からないが、会社を成長させたいと思っていた。
そのスイッチが入る瞬間や機会を持つことがあった。そして、それは自分の中だけで芽生えたのではなく、人との出会いから生まれている。
社長も人間。当然、未来に向かって成長をしていく。その可能性を信じることが、会社を大きく成長させるための唯一の条件である。

