コロナ危機的状況の先にあるもの

昨年のコロナ禍以降、想像以上に伸びた企業がある。
例えば、飲食業界であればマクドナルド。衣料業界であればユニクロ。飲食業界も衣料業界も大半の企業は業績を落とし、倒産企業もでるなかで業績を伸ばしている。
住宅業界で言えば、ウイズコロナとなってから首都圏の不動産の動きが活発になった。仕事も在宅で過ごす人が増えて、狭い賃貸から広い家を求めて住宅購入をする人が増えた。
都内で分譲戸建て事業を展開する関係先企業に聞くと、昨年比で1.2~1.3倍の勢いで集客があり、売れている。過去最高の業績となる。
さて、今年になって、首都圏で非常事態宣言が出され、関西でも数日内に出されそうな状況だ。年明け以降、連日、一日あたりの感染者数が過去最高を続けている。
昨年までは東京の一日あたり感染者数は三桁だったものが、四桁が続く。大阪もそうなる可能性が高い。国内全体では今のところ四桁となっているが、そのうちに五桁になるのではないか。
同時に亡くなる人も増えている。さらに、変異種による感染も表れ始めた。今後、一気に全国的に感染者数が増える可能性が高い。
これまではニュースで感染者数が増えていることは聞いていても、身の回りには感染者はいなかった。社内で出たとか、知り合いの知り合いで出たとか、ご支援先企業の社員の知人で出たとか、まだ遠い存在だった。
それが、今後は自分が知っている人が感染をしたと聞くことになるだろう。もちろん、自分自身が感染をする可能性も高まっている。
それによって、様々な問題が起きるが、やはり最大の問題は専用の病床が足りないことだろう。感染者は増えるが、病床は足りない。そういう状況になったとき、どうなるのか?
ホテルなどの施設を病床にしていくのだろうか。それでも医師や看護師は足りなくなるだろう。どのようにして治療が進められるのだろうか。
しかし、そういうなかでもあらためて見直される価値やあらたな人の動きが起きる可能性がある。より良いもの、より便利なもの、より安心なものといった需要が生まれ、あらたに注目を集める企業やサービスが登場する。
自社の商品やサービスをそうしていくためには、どうすれば良いのか?
まずは、これから何が起きようとしているのかを予測する必要があるが、コロナ感染者のひろがりについては相当に厳しい状況に向かっていくだろうと、私は思っている。
しかし、それに対して人びとはどこまで危機感を持つのか?行動を変えるのかが見えない。注目をしていなければいけない。

