100年に一度の経済危機のはずが、、、。

そう頻繁に起きるものではない大きな事故や事件などが起きると、よく「100年に一度の、、、、」という言われ方をする。今回のようなウイルス感染が世界中にひろがるのも、100年に一度の出来事だろう。ほかには阪神淡路大震災や東日本大震災のような大きな地震が来たときも、100年に一度の大地震と言われる。
そして、このような大きな自然災害は経済に甚大な被害を与える。今回のコロナでも売上や利益を減らす企業は多く、そのなかには倒産をしてしまった会社もある。
さて、会社を創業して27年、今では売上30億円の規模に成長し、財務状況も良い住宅会社の社長が言っていたことが強い印象として残った。その会社は総合リフォーム業から始まりリノベーション事業、不動産事業、新築事業と事業分野をひろげてきている。次の経営目標は売上40億円、自己資本10億円としている。売上アップだけではなく、自己資本率が高い経営を目指している。
その社長が言っていたのが、「会社を創業してから100年に一度といわれる出来事が、今回のコロナを含めると三度きている。リーマンショック、東日本大震災、そして、コロナ。それぞれの出来事が起きるたび、今回は100年に一度の、、、と言われるが、よく考えてみれば10年に一度の割合で起きている。これからも、このような大きな出来事が10年に一度起きるという前提で経営を進めなければいけない。」というもの。
100年に一度の出来事が10年に一度起きている。30代で会社を設立し60代で次世代に後継したとすると、3度はこのような危機に遭遇することになる。これからは、そうしたことをリスクヘッジする経営モデルを考えなければいけない。
今回のコロナでは、特に飲食業やホテル・旅館業、旅行業などが大きな影響を受けているが、このような特定の業種や事業に大きな影響を与える「事業リスク」、また大地震や津波など自然災害によってそのエリアに大きな影響を与える「エリアリスク」などは、いまでも想定できる大きなリスクである。
そのことも考えて事業の多角化やエリア展開を進める。
会社を守るためのリスクヘッジは、100年に一度級のリスクも考慮する必要がある時代となっている。

