4つのリーダーシップ

私は3年前、リーダーシップを一年間かけて学んだことがある。費用は100万円以上、プログラムは一年間近く続くものだった。
私はそれまでにも様々な研修に参加したことがあるが、これは今でも私の思考や価値観に強い影響を与えた経験となっている。恐怖あり、涙あり、感動ありと本当に様々な体験をした。
体験を通してリーダーシップを学んでいくのだが、そのひとつに4つのリーダーシップがある。
1つは、自分の内から沸き起こるリーダーシップ。
自分は今、どう感じて、何を思っているのかを大切にし、そこから行動を起こす。これはリーダーシップの核となるものである。
2つめは、前に立つリーダーシップ。
これは、人の前に立ち、先頭にたつリーダーとして仲間を率いる。これは仲間やチームを動かすときに必要なリーダーシップである。
3つめは、横に立つリーダーシップ。
これは仲間の横に立つイメージで、仲間を励まし、寄り添いながら共に前に進むリーダーシップ。
そして、4つめは、後ろに立つリーダーシップ。
これは、仲間が前に進もうとチャレンジをしている後ろに立ち、何かあったときに支えるためのリーダーシップである。
このように4つのリーダーシップがあることを、実際の体験を通じて学ぶ。私は、この体験を通してリーダーシップを学ぶまでは、前に立つことだけがリーダーシップだと考えていた。そのために、リーダーというポジションにつくとメンバーの前に立ち、引っ張る意識が強くあり、それは私にとってストレスでもあった。
そのスタイルはあまり自分には合っていないのかもしれない。
それが、この4つのリーダーシップスタイルを知ることで非常に楽になり、メンバーのチャレンジを促すこと、励ますこと、そして、支えることを場面に応じて意識して行動を変えられるようになった。
そして、4つのなかでも。1つめの自分からのリーダーシップを知ったことで迷いがなくなり、パワーが増したように思っている。迷いがなくなるというのは大きい。
リーダーシップもすべては自分から始まる。これまでの経験やそこから培ってきた価値観から、個性的なリーダーシップが生まれる。すべての人がリーダーであり、すべての人が協力者である。
あのリーダーシップ研修は大変な体験だったが、一生忘れない経験になるだろう。
リーダーとして生きていく。

