過熱するバイク市場。

今、バイク市場が過熱している。欲しいバイクが手に入らないと嘆く人が増えている。新車はもちろん、中古市場でも以前と比べると価格が上がっている。
新車並みの価格で売られているのは珍しくなく、人気車種になると新車価格よりも高い。中には2倍にもなっているバイクもあり、信じられない状況になっている。
その理由は、一つは半導体不足。今のバイクも様々な電子デバイスを搭載するようになっており、そこで使われる半導体が世界的に不足しているため、バイクの生産にも影響が出ている。そのため、新車バイク不足が起きている。
そして、バイク需要の拡大がある。コロナ禍となり、それまで以上にアウトドア志向を持つ人が増え、その中で、これまでバイクに興味を持っていなかった人が乗り始めている。
私もその一人。おそらくコロナが起きていなければ、バイクに乗ろうとは考えなかったと思う。これまで多少はバイクに興味はあったが、教習所へ通って免許をとり、そして、これまでまったく触れたことがなかったバイクの世界へ踏み入れるとは考えられなかった。
それが、コロナとなり、それまでは出張で毎日の移動に多くの時間を使っていたのが無くなり、時間に余裕が生まれたこと。また、家で過ごす時間が多くなり、外へ出る機会が減ったことなどがアウトドア志向を高めたのかもしれない。
さらに、私の場合は、自動車は持っていないので、少し遠くへ出かける際の移動手段としても使えることがあり、バイクの免許を取ることにした。
私のようにバイクに乗ろうとしている人が増えている。実際、私が教習所を選ぶ際に、いくつか問い合わせをしたのだが、どの教習所も行列状態で、なかには3ケ月も待たなければいけない所もあった。
また、教習所に通い始めてから、聞いていると例年の3倍くらいのペースでバイク免許を取りに来ていると言っていた。さらに、新車バイクショップへ行くと、今売れるバイクはないと聞くし、中古車ショップへ行くと、やはりお客は3倍くらいにはなっていて、価格は毎週上がっていると言う。
私の生活に半導体不足は関係ないかなと思っていたが、こんなところで実感することになった。但し、今や半導体は多くの製品で使われている。
例えば、スマートフォン、タブレット、パソコン、デジタルカメラ、テレビ、ゲーム機、炊飯器、洗濯機、エアコン、照明器具、給湯器、ウオシュレット、自動車、そしてバイクなど。半導体はもはや今の生活の日用品となっている。
まだ、半導体不足は続くだろうから、多くの製品で品不足や値上げがこれからも続きそうだ。

