話が上手い人に共通すること。

「話が上手くなりたい。」と考えるビジネスパーソンは多いはず。
そのために、まずハッキリさせた方がいいのが、「話が上手いとはどういうことなのか?」ということ。自分自身が話す目的としてどのようなものがあるのかを分かっていなければいけない。
お笑い芸人のような面白い話をすることなのか、あるいは人を感動させるような話をすることなのか、良い話を聞いたと納得してもらうことなのか?
自分自身に求められている話とはどういうものなのかをまずは明確にすることが話が上手い人になるための初めの一歩。
ちなみに経営コンサルタントに求められるのは、人を笑わせる面白い話をすることでもないし、人を感動させる必要もない、良い話を聞いたと納得してもらうことでもない。
では、何なのかと言うと、話を聞き終わった後にその人の行動を変えることである。「よし、それやってみよう!」と思わせ、実際に行動をしてもらうことである。
それができる人が話が上手い経営コンサルタントである。
それではそのために何が必要なのか。
①まずは結論を話す。
経営コンサルタントは経営者と話すことが多いが、経営者はまず結論ファーストでなければいけない。経営者から聞かれた質問に対して、まずは結論を伝える。
②次は理由を話す
なぜその結論になるのかの理由を話す。これは自分自身が考える理由を話す。
③疑問を伝える
疑問とは話の聞き役となっている人が結論と理由を聞いたときに思い浮かべる疑問である。経営者と話しているのであれば、結論と理由を伝えたときに頭に思い浮かべるであろう経営者の疑問を伝える。
人の行動を変えるには説得力が求められるのだが、説得力ある話になるかどうかはこの疑問の取り上げにかかっている。「本当にそうなのか?」といったことを取り上げる。
「〇〇〇のようなことって、本当にできるのかって思っていませんか?」とか、「ここで多くの経営者は〇〇〇のように考えるんですよね。□□社長はいかがですか?」といったように話す。
④事例やたとえ話を話す
具体的な成功事例、あるいはイメージしやすい聞いている人にとって身近なたとえ話を伝える。ここも説得力を高めるには重要なところ。どのような事例やたとえ話を用意しておくのか。
⑤最後にもう一度結論。
だから、社長、〇〇〇した方がいいんですよ!と締める。
この順序で話を組み立てる。
このなかで説得力を高め、相手の行動を変えるためのポイントは、③疑問を伝える、④事例やたとえ話を話す、というところ。センスがあるとすれば、ここにある。
疑問を伝えるとは相手が何を考えているかを感じられなければいけない。また事例やたとえ話も相手に刺さるものでなければいけないから、やはり相手のことを分かっていなければいけない。
③と④は相手中心に組み立てる内容なのだ。自分が話したい事を話すのではない。相手が納得するための材料を用意できるかどうか。
①、②、⑤は自分中心で組み立てれば良い。だから、この部分は誰でもできる。
経営コンサルタントに求められる話力を身につけるには相手中心の話ができること。相手を理解する姿勢と能力が必要になること。
ただ、これは経営コンサルタントだけに求められるものではない、営業社員がお客様を説得するとき、上司に企画を通すとき、チームメンバーを動かすとき、様々なところで求められる。
ぜひ、一度、試して欲しい。

