褒める力で組織を元気にする。

船井総研には親身法という言葉がある。親身なお付き合いをすることの大切さを教えており、そのなかにレター法がある。
お世話になった人や初めてお会いした人には手紙を書く事を教える。ハガキ一枚のお礼状を書くようにしましょうというものだ。
ただ、ハガキ一枚も書きなれていないとなかなか書けない。そういう人に向けてはハガキの書き方も教えてくれた。
・お礼を伝える。
・お会いした時のことで印象に残ったことなど相手が喜ぶを書く
・要件などを書く
このような内容を書けば良いと教えてくれた。これで7~8行にはなるからと。そして、このなかでも大事なのは、相手を褒めることだと教えてくれた。
そのために、初めてお会いする人や会社へ訪問をするときは、お礼状を書くと決めているので、ハガキで褒めることを考えながらお会いしている。
そうすると、相手や会社の良いところや長所を見つけようとしながら話すようになる。
人は意識をしないと欠点や短所が目に付いてしまう。少しだけ欠けた丸があったときに、大部分が丸いのだが、そこではなく欠けたところが目につくように、少しの欠点や短所が目に付いてしまう。
そして、そうなるとその他の良いところや長所が見えなくなってしまう。
さて、これは初めて会う人や会社だけには限らない。むしろ、それ以上にいつも会っている人や一緒に仕事をしている人や会社の方が、長所よりも短所に目が向いているかもしれない。
それでは、せっかくの良いところや長所が見えなくなる。とても、もったいない。なので、時々は「褒める」ことをする。これも、いざ褒めようとすると照れてできないものなので、会社で決めてやるのも良い。
メンバーが集まって、一人づつ順番に褒めていくことでも良いし、順番に一人がひとりを褒めていくことを回していくのでもいい。
また、会社のことであれば、「私は会社のココが好き!」として書きだして、それをメンバーで共有するという方法もある。
褒めることに慣れる事。
それが、長所を発見する力を伸ばしていく。その先には、長所伸展という言葉があるのだが、今度はそれを伸ばしていく。
自分の長所を発見して伸ばすのはもちろん、相手の長所も発見して伸ばしていく。また、会社の良いところも発見して伸ばしていく。
長所伸展型の組織へしていく。褒める力には、人や組織を変える大きな力がある。

