船井流の凄さ。

船井総研のコンサルテイングは10年前と今では大きく違う。
10年前はいわゆる「船井流」と「成功事例」をベースにしながら、ご支援先企業の業績を上げるものだった。
それが今は、「ソリューション」という言い方をしているが、業績が上がるビジネスモデルを設計して、それを導入していただくスタイルが中心だ。
中小企業の競争環境が10年前とは比べ物にならないほど激しいものになり、中小企業の経営レベルが高まっているために、より精緻に組み立てられたビジネスでなければ業績が上がらなくなっている。
そのためのコンサルテイングスタイルの変化である。
もちろん、ビジネスモデルの開発においても船井流の考え方が取り入れられているのだが、開発者はそのことを理解していても、そうでないコンサルタントは単にそのモデルを導入していただくことにだけ意識が向いてしまう。
そうすると、そのモデルのどこに船井流のエッセンスが流れているのかが分からない。
船井流とは経営の原理原則であるだけではなく、人間としての生き方も教えてくれる。
例えば、「力相応」という考え方があるが、これは成功法があるからと言って誰でも同じように成果を上げられるとは限らないことを教えてくれる。
一気に成果を上げていく会社や人もいれば、段階を踏みながら成果を上げていく会社や人もいる。
その違いは、導入する会社や人の今がどのような状況なのかにある。その状況を判断しながら、導入するビジネスモデルの進め方や目標設定をアレンジしていく。
この発想が持てるのは、「力相応」という考え方を知っているかどうかにある。それを知らないと同じビジネスモデルを提案しているのに、なぜ成果が上がらないのか?その原因が分からない。
相手の状況や力をしっかり見て、必要な判断がコンサルタントができていないことが原因なのだ。
船井流は基礎力と応用力の両方を身に付けていくものである。これほど素晴らしいものは他にはないと考えている。なので、時には私も船井幸雄さんの昔の著書を引っ張り出して、船井流の確認をするようにしている。

