自分が勤める会社を諦めない。

今の仕事が嫌い、今の会社も嫌い。両方とも嫌になった場合、その会社は辞めた方がいいかもしれない。
私は一度、転職を経験しているが、その時のことを思い出すと、嫌いとまではいかないが、あまり好きではなくなっていた。
そのときの仕事はあまり好きではない。だから、他の仕事をしたくなっていた。その頃、私が社内で親しくしていた先輩や同期が会社を辞めていき、好きな人が少なくなっていた。結局、会社が好きかどうかは、上司や同僚など近くにいる人たちとの関係性で決まってくる。
ただ、今思うのは私も若かったということ。見えていないことも多かったと思う。反省をすることもあるが、転職をして船井総研へ来たことは本当に良かったと思っている。
嫌いや嫌になったから辞めるというのはあまり宜しくない考え方と言われる。やりたいことがあって辞めるのなら良いが、そういうものがハッキリとないなかで辞めると後悔すると言われる。
私の経験上で言えば、船井総研への転職先が決まったから辞める踏ん切りがついたというのが大きい。コンサルタントをやってみたいという思いはあった。しかし、その気持ちがどれほど強いものであったかと言うと、疑問だ。
まだ、やったことがない仕事、特にコンサルタントがどういう仕事なのかは今ほど情報もなく、モノを売ることがビジネスであるというのがまだまだ強い時代に、経営コンサルタントはモノを売らない、また何を売っているのかもよく分からない。どちらかと言うと怪しい仕事だと、思われていた時代である。
どうしてもコンサルタントになりたいと思う人の方が少なかったはずだ。
しかし、そのような状況ではあったが、転職をして良かったと思っている。
ただ、前の会社が好きで、仕事も将来性を感じられていれば辞めなかったと思う。そもそも転職活動はしないだろう。転職活動をするのも今ほど手軽なものではなかった。
私は転職のための情報収集や面接活動に、2年ぐらいはかけていた。
ところが、今は違う。手軽に転職活動ができるし、多くの情報も手に入る。隣の芝が青く見える環境が、すぐ近くにある。
そうすると、今の会社は嫌いでもない、また仕事も嫌いではないが、会社を辞めていく人が増えているように思う。あるいは、少し気に入らないことや上手くいかないことがあると、簡単に転職活動を始めて、決まれば移ってしまう。
そういう転職でも将来的にはどのように感じられるようになるかは分からない。良かったとなるかもしれないし、後悔をすることになるかもしれない。それは、分からない。
ただ、後悔する可能性が高くなるのではないかと思う。
会社が嫌いな訳ではない。仕事も嫌いな訳ではない。しかし、他の仕事もしてみたい。チャレンジしてみたいこともある。それは、自分のためにもなって、会社の成長を考えた時にもメリットがあると思える。
そういうものであれば、今の会社を変えていく方法がある。自分が得たい環境を社内で創っていくという発想だ。
それができないとなった時に、他へ行くという方法もある。
そういうチャレンジはそう多くできるものではないし、辞める覚悟があれば思い切ったこともできるはずだ。それが自分自身の経験となり、成長にもなるはずだ。
自分が勤める会社を簡単に諦めない!

