社長の一番仕事。

日本には個人事業も含めると400万社を超える会社がある。ということは、400万人の社長がいることになる。今朝生まれた赤ちゃんから100歳を超えるお年寄りまで含めて、日本人30人に一人が社長になる。
学校の先生、医者、弁護士、税理士など様々な職種があるが、どれよりも多いのが社長の人数。よく言われるのが街中で道行く人に「社長」と大きく呼びかけると、多くの人が振り向くと言われる。
しかし、これは私が感じていることだが、400万人の社長のなかで社長の仕事をしている人となると限られる。十分の一?いや、百分の一くらいではないだろうか。
もちろん、それは私が考える社長の仕事なので、人によってそれは変わる。ただ、社長にズバリ「あなたの社長としての仕事は何ですか?」そして、「それは他の社員(人)では本当にできない仕事ですか?」を聞いた時に即答できる社長はどれぐらいいるだろうか。
まずは、社長にとって一番重要な仕事を定義できているかどうかがある。
それでは、社長ではない私が言うのも気が引けるが経営コンサルタントとして多くの社長と接してきて考える社長の一番の仕事は、「会社を成長させること」である。
「えっ!?それはどの社長も考えているでしょ?」
私はそうでもないと感じている。今の売上や会社の状態を維持しようとしている社長が多い。確かに、成長させたいと考えている社長は多いかもしれないが、それは考えているだけでそれに必要な行動はしていない。
社長の仕事は「会社を成長させること」であって、「成長させたいと考えること」ではない。具体的に、会社を成長させる行動ができていなければ、会社を成長させる仕事はしていない。
それでは、会社を成長させるために一番に取り組む仕事は何か?
まずは、「社員にそれを宣言すること」である。会社を成長させていく(売上を大きくしていく)ことを宣言する。それから次にすることは「成長戦略を描くこと」である。
数年後の売上目標を掲げ、その目標を達成していく為の戦略を描く。具体的にはこれからの事業計画を作成することである。
つまり、事業計画を作成している社長は、400万人の社長がいるなかでも1割ぐらいではないだろうか。そして、その社長が会社を成長させている。
さて、あなたが考える社長の一番の仕事とは何でしょうか。そして、それを一番の仕事とする理由は何でしょうか?また、社員にはそれを伝えているでしょうか。さらに、それを聞いた社員はワクワクしているでしょうか。

