決断が、新しい世界をつくる

社長も、コンサルタントも、会社のことを考える時は、いつも先の事、未来の事を考えているものだ。過去の事を考える機会はあまりない。
あらためて、そう感じたことがあった。
今度、セミナー講師としてゲスト登壇をしていただく社長の話を聞いていて、そう思った。そして、過去を振り返ると、「あのときは今のような状況になるとは考えられなかったなぁ。」とか、「社長、よくあの時ご決断をしていただきましたね。」などとコンサルタントとして提案をしておきながら、そんなことを思う。
もちろん、あの時はあの時で、「この会社であれば伸びる!」と確信をしたうえでの提案だったことは間違いないのだが、今とその時の状況を比べると違いがあるためにそう思ってしまう。
過去を振り返って思う事は、そういうことが多いかもしれない。
・よく結婚することを決められたなぁ、とか
・よく転職を決められたなぁ、とか
・よくあのとき家を買えたなぁ、とか
・あのとき家の買い替えを決められたなぁ、とか
会社経営に置き換えれば
・よく独立を決められたなぁ、とか
・よくあの状況で新事業を立ち上げられたなぁ、とか
・よく出店を決められたなぁ、とか
・よくM&Aで企業買収の決断ができたなぁ、とか
・よくコンサルタントの導入が決断できたなぁ、とか
になるだろうか。今思えば、よくあの時に決断ができたなぁと思うことがないだろうか。
そのように思えるのは、そのときの決断が今、上手くいっているからなのだが。なかには、あの決断は失敗だったと悔やむものもあるかもしれない。
どちらの方が多いだろうか。
それは今がどういう状況で、それをどう思っているかによるだろう。
今回のゲスト講師として登壇をしていただく社長の会社は、その決断後、スムーズに業績が伸びているために登壇をお願いした。もちろん、まだまだこれからの成長も視野に入れているので、課題はある。100%成功と言える状況ではない。
しかし、あらためて振り返ってみて思うのは、あの時のあの状況でよく決断をしていただけたなということ。それだけ今とは状況が違うということだ。
まだ、あの時から2年も経っていないのだが。
そして、これもあらためて思うのは、決断の先にしか未来はないということ。決断によって、それまでとは違う新しい世界が創られていくということ。
そして、これからもそういう決断をしながら生きていく。新しい世界をつくるために。

