歯医者ビジネスを考えてみた。(チェック済)

歯医者は病院のなかでも数が多いと言われる。すべての病院の中で40%の数を占めているのが歯医者。全国で65000以上あるとされている。ちなみにコンビニは全国で57,000くらいなので、コンビニよりも歯医者の方が多い。
日本国民1億2千万人で割ると、2000人に1つの歯医者がある計算になる。赤ちゃんからお年寄りまでを平均すると1年に何回歯医者へ行くだろうか。一回くらいだろうか。仮に2回として、平均すると一つの歯医者に患者さんは累計で4000回来ることになる。休みは週休二日とすると、ざっと一日あたり15人くらいの患者さんが来る。一人あたりの治療を30分とし、一日当たりの診療時間は6.5時間とすると、13人になる。
それで、売上はどれぐらいになるのだろう?一年間で2000万円を超えるぐらいだろうか。助手を雇っていると楽な経営とは言えないかもしれない。コンビニよりも多い数があるのだから、競争は激しそうだ。
しかし、患者となるとコンビニのように多くの歯医者さんの中から選んだり、頻繁に変えることはあまりしない。近所の評判などを聞いて選び、一度気に入ればそう変えることはしない。少なくとも私はそうだ。
ところが、やっぱり歯の治療費は高い。先日も虫歯で治療をしていた歯のかぶせが取れたので歯医者へ行ったのだが、2回で合計8000円以上の治療代がかかった。
治療を終えて治療費を聞かされたとき、正直「髙っ!」と思ったのだが、それを声にすることなく、「そうですか」と涼しい顔をしながら支払った。内心は高いと思っていたのだが。
歯医者で治療費が高いと思っても、「髙いですね」とは言えない。でも、なぜ言えないのだろうか。何となく言えない空気がある。高いと言っても、安くしてくれるとは思えないからか。仮に、そこで交渉をしたとすれば、クレーマーとなるのだろうか。
また、クレーマーとなると次からは行きづらい。新しい歯医者を探さなければいけなくなるのが、面倒だからか。高いと思っても、その歯医者が嫌になっている訳ではないからか。治療代は先生が決めているのではなく、国や業界である程度決められていると思っているからか。他の歯医者さんへ行っても、値段はそう変わらないだろうと思っているからか。
歯医者の治療代を高いと思っても、交渉どころか、それを声にしたこともないし、大阪のおばちゃんでも歯医者さんで治療代を「まけてよ!」と言うのを聞いたことはない。
なぜ、なのか?
そのエッセンスを他のビジネスにも応用できないだろうか?
高いなと思う治療代は払ったのだが、治療を終えて痛みがなくなり、これでご飯も思いっきり食べられると思いながら、帰る道中で考えていた。

