業績を伸ばす社長の仕事とは。

仕事には大きく分けると、「決める仕事」と「する仕事」がある。「〇〇〇を決める」と「〇〇〇をする」の違い。
決める仕事とは、その名の通りで何か決めることである。そのなかには会議やミーテイングも含まれる。誰かと話して何かを決める場となるからである。ただ、そこで決める役割をしているかどうかがある。決裁をあおぐために資料の内容を説明するのは、決める仕事ではなく、する仕事である。
する仕事も、その名の通りで何かをすることである。「書類を作成する」、「会議を進行する」など。
さて、一日の仕事が始まる朝、今日の予定や仕事の内容を確認する。どのようなスケジュールになっているだろか。そして、「決める仕事」と「する仕事」を分けてみるとどちらの方が多いだろうか。
ここで、業績が良い会社の社長とそうでない会社の社長が分かる。
決める仕事を多くしている社長の会社は業績がよく、する仕事をしている会社の業績は悪い。
従って、社長が忙しく仕事をしていても、その多くが「する仕事」であれば、業績は伸びていない。一方で、それほど忙しくしていないのだが、多くの「決める仕事」をしている社長の会社が業績が良い。
「する仕事」とは仕事の内容やゴールが見えている。やるべきこと、しなければいけないことがあり、そこに向けて仕事を進める。
「決める仕事」は決める方向性は決まっているが、それを部下や社員にどう納得させるのか、あるいは判断の精度を高めるためにどうすれば良いかを考える。する仕事とは違い、やるべきことやしなければいけないこと、またここまですれば終わりといったようなゴールがあるわけではない。
また、この決める仕事とする仕事は、一般社員よりもその上司、さらにはその上司、また、その上の上司と肩書きが上がるにつれて、する仕事よりも決める仕事の割合が増えていかなければいけない。
一般社員が決める仕事が少ないのは良いのだが、上司も同じようにする仕事ばかりをしていてはいけない。
そういう上司の組織はやはり業績は芳しくないはずだ。
それから、決める仕事がないというのであれば、それはチャレンジをしていないことになる。社長が決める仕事が少ないのは会社としてチャレンジをしていないことになる。
だから、その会社の業績は伸びない。
社長が業績を伸ばすために必要なのは業績を伸ばすためのチャレンジであり、それを決める仕事をすることである。

