来期はいつから準備を始めるのが良いのか。

住宅会社でよく聞かれるのは受注残を30~40%は持ちながら、新しい期を迎えたいということ。
注文をうけた家を建てるためには3~4ケ月が必要になる。そうすると契約をいただいてから売上げになるのは、3~4ケ月後になる。決算が3月だとすると1月に契約をいただいたものが売上げになるのは、来期ということになる。
今期の売上げにするには前年の11月までに契約をいただかなければいけない。
さて、船井総研は一年の目標設定期間は1月~12月である。今から12月に向けては今年の目標達成に向けて動くのはもちろん、来年の準備にもかかっていく。9月ころから来年の計画を考え始め、10月になると組織編成など本格的な検討を始める。11月末には来年の計画もほぼ固まっている状況になる。
仮に、これが年末である12月末まで決まっていないとなると、来年に向けた準備が遅れ、年明けのスタートダッシュである第一四半期でこける可能性が高くなる。一年のなかで第一四半期は年間目標を達成していく勢いをつけるためにも、大事な時期。好調なスタートダッシュをきるためには、前期での準備にかかっている。
同じように住宅会社で考えるとどうなるか?仮に決算時期が3月であり、社内での目標設定も4月~3月で動いているとする。そうすると今期の売上(完工)は第三四半期となったころに、そろそろ見え始めてくる。第三四半期の最終月となる12月にもなればほぼ固まってくる。
このタイミングで来期の計画を立て始めなければいけない。そして、第四四半期は今期の予定売上をおさめていくことと、来期の準備を進めていく。このサイクルがまわっている会社は結果的に受注残を抱えながら、新しい期を迎えられるようになる。
毎年成長を続けていくためには、新しい年に向けた準備をいつから始められるかで決まる。
第三四半期の最終月ころから準備をはじめ、第四四半期は今期の売上着地に加えて、来期の準備を始める。このサイクルをまわすことが、毎年成長を続けていくには必要なこと。
目標売上げの達成も、準備でほぼ決まる。

