最下限価格に魂を込める。(チェック済)

商品には2つある。「集客商品」と「収益商品」だ。例えば、食品スーパーだと卵が集客商品となり、お肉や魚が収益商品である。
そのお店で最も安い商品が集客商品となり、最も売りたい商品が収益商品となる。品揃えでも、「松竹梅」と言われたりするが、安い商品、お手頃な商品、良いけど高い商品の3つを品揃えする。このなかで最も売りたいのは、収益率が高いお手頃な商品である。
このように売りたい商品を売るために、集客商品をつくる。来店のきっかけとなるものだ。
こうなると、集客商品を適当なものに扱ってしまいがちとなるが、そういうお店は流行らない。むしろ逆で、この値段でこんな素晴らしい商品なのかと思わせることで、収益商品を買いたくなるようにしなければいけない。
船井総研では、その教えとして言われているのが、「最下限価格に魂を込めろ!」というもの。
例えば、ケーキ屋さんの場合であれば、集客商品となり価格も最も安いシュークリームのような商品を値段を安くして、美味しくするのだ。
それが、集客を増やし、ショート―ケーキなど収益を生む商品の売上につながる。
私は以前、10年以上住宅不動産業界向けの集客勉強会を開催していたことがある。その費用は毎月1.5万円くらい。コンサルテイングフィーと比べると、数十分の一である。しかし、私は最下限価格に魂を込めるべく、品質にはこだわってサービスを提供し続けた。
船井総研では今、100種類以上の経営研究会が業種業界別にある。その費用は毎月2~3万円くらいが多い。やはりコンサルテイングフィーと比べると数十分の一である。しかし、どの研究会も手を抜くようなことは決してしていない。相当の時間と労力、人数をかけて臨んでいる。
すべての会社やお店には、「集客商品」がある。それがあることで集客(評判)となり、商品(収益)が売れていくものだ。食品スーパーであれば、卵。ケーキ屋さんであれば、シュークリーム。コンサルテイング会社であれば、研究会といったように。
しかし、このような分かりやすい商品ばかりとは限らない。
住宅会社であれば、モデルハウスやショールーム、会社へ訪問をしたときに受ける「挨拶」が集客商品となるかもしれない。他では見ない素晴らしい挨拶を受ければ、お客を集めるものになるかもしれない。
我が社にとって、自店にとって、自分自身にとって、お客を集める(評判を高める)集客商品とは何なのか?
それを持って、日々磨きこみを続けている会社やお店、人にはお客が集まり、そして繁盛を続ける。

