日本プロスポーツ市場の活性化には何が必要なのか?

プロ野球は交流戦が始まり、またコロナ感染者数が減少をしていることで、球場で応援する入場数も増えている。これから夏にかけて、ますます盛り上がっていくはずだ。
ところで、日本のプロ野球事業ではどれぐらいの売上になっているかをご存知だろうか。最も多くの売上を上げている球団はどこだろうか?
12球団で最も多くの売上を上げているのは、ソフトバンクホークスであり、およそ年間300億円の売上を上げている。また、年々売り上げは増やしている。ほかの球団はそれ以下なので、ざっと計算をしてみると、日本のプロ野球球団すべての売上は、1500億円から2000億円くらいと考えられる。
いかがだろうか。意外とこんなものかと感じられるのではないだろうか。売上高300億円と言えば、地方の中堅企業クラスの売上高である。
一方で、アメリカ大リーグはどうなのか?
調べてみるとすべての球団を合わせた全体では1兆円を超える売り上げを上げているようだ。日本の約6倍である。日本とアメリアの人口比を考えても、日本のプロ野球は売上が少ないといえる。
単純に球団数が30チームと12チームなので違いは出るのだが、チーム数以上の差になっている。放映権料やスポンサー収入にも大きな違いがあるようだが、そのベースにはプロ野球への人気の違いがあるのではないかと思う。
実際、日本のプロ野球のファン数は減り続けている。ただし、球場での試合観戦者数は増え続けている。球場へ試合観戦へ行くファンは一定数いるのだが、その下にいるはずのファンが減っているのだ。
このことはプロ野球に限らず、サッカーも似たような状況で、日本のプロスポーツ市場は、世界と比べると今の市場規模は小さく、またファン数は増えていかない、むしろ減っているという状況がある。
一体、なぜなのだろうか?
アメリカやヨーロッパと比べると、人間がスポーツで競い合うところを見るのは好まない人種なのか?それとも、ビジネスモデルやスポーツを好まない人種なのか、少子高齢社会の影響もあるだろうが、これほどの違いがあることを考えると、それだけではないように思う。
例えば、プロ野球の球団数を単純に18チームにすれば、市場規模もあわせて大きくなるのだろうか?今よりも、あと6球団増やすことになるのだが、南九州、四国、北陸、信州、静岡(東海)、沖縄などに球団を一つづつ増やせば、今以上にプロ野球は盛り上がるのだろうか?
日本のプロスポーツ市場が世界と比べると小さいというのは、不思議に思う。また、どうすればもっと盛り上がるのだろうか?

