日本の介護事情。

マスコミなどから日本の介護事情は課題も多いと聞こえてくるが、実際にその制度のお世話になると、よく出来ていると感心すると同時に、とても助かっている。
母が数ケ月前から要介護認定を受け、自宅介護、介護施設、入院、退院からの介護施設を繰り返している。そのたびに様々な人からサポートを受けている。もし、これが家族だけで介護をしなければいけなければと思うと、本当に助かっている。
私には弟がいるが、兄弟とも実家をでて生活をしているので、両親は二人暮らし。父親は元気なのだが、母親の介護をするには体の調子や体力を思うと心もとない。父親も体調を崩してしまうだろうと思う。
但し、費用はかかる。世帯年収によって自己負担額は変わるが、決して安くはない。1割~3割の自己負担となる。そこから全額を計算してみると、結構高い費用がかかっている。自己負担分以外は税金が使われていることを思うと、この分野に多くのお金が使われているのが分かる。
税収が限られ、これからの日本を背負う子供たちに十分な税金の使われ方がされていないことも聞こえてくるので、複雑な気持ちになる。
介護施設に入所する際、色々な説明を聞く。どのような仕組みで費用を負担していることになっているのか、介護者の状況によってどう変わるのか?細かく設定されている。個別で変わる項目が30個ほどあった。それによって費用が変わってくる。
その細かさに感心した。その施設では60人ほどの入居者に対して、40人のスタッフでサポートをしている。聞くと、週2日は休めているようだ。スタッフの労働環境や給与条件も見直さなければ立ち行かなく事情もあると聞く。そのため、施設側とすれば収入を上げなければいけない。そのために国も制度をつくり替える。上で書いた細かな項目の内容の見直しや追加は2年に一度されているようだ。
それは、収入を上げるためなのだろう。また、今年からは世帯年収によって負担額が変わるようになった。介護に必要な費用は上がり、年収によって負担額は変わる。おそらくこれからもこの流れは変わらないだろう。
お金がなければ受けられないサービスではあるが、よく出来ていると思う。家族としては本当に助かる。世界の介護事情は詳しくないが、世界トップレベルなのは間違いないだろう。
日本が世界に誇れる分野なのではないかと思うが、どうなのだろう。

