挫折が人を強くし、成長させる。(チェック済)

コンサルテイング業界は今も学生からは人気が高いようだ。多くの仕事があり、ハードワークであることは知られていると思うが、それ以上に他ではできない経験ができること、短期間で多くの仕事が経験できることで成長スピードが早いこと、それからコンサルタントというステイタスや収入が高いこともあるはずだ。
一方で、現実としてコンサルテイング業界は他と比べて離職率が高いと言われる。今はどの業界も離職率は高まる傾向にあるが、その中でもコンサルテイング業界の離職率は高い方にあるようだ。
そもそも成長意欲や独立心が強いことや、家業を継ぐケースも多いことも離職する人が多い背景としてある。これはどちらかというと次の新しいステージを求めた前向きな退職と言える。
しかし、一方で業務についていけない、精神的な疲労で病んでしまうといった後ろ向きな理由で辞めていく人もいる。
確かにハードワークであるために追い込まれると苦しくなる環境である。また、社内にいるコンサルタントは成長意欲が強く、成果をガンガン上げていく人も多いため、そういう人と比べてしまい、自信を失くすといったこともある。
これまでの人生でこのような挫折経験をしてきている人は強いのだが、初めての挫折経験となると、乗り越えられずに苦しむことになる。そして、そのような人がコンサルテイング業界にも多く入ってきているのではないかと思う。
コンサルテイング業界を志望する学生は多く人気業界であること、そして、ハードワークというのは知られているがその中でもやっていける自信がある人間が集まる。
つまり、コンサルテイング業界は優秀な学生が多く、自分に自信がある人間が集まりやすいのかもしれない。
それは良いことであるが、一方でこれまでに挫折経験がない人を集める可能性がある。優秀な学生というのは、勉強ができて、優秀とされる大学に入っているということだ。小中は学年でもトップクラスで勉強ができていた。そのまま挫折することなく希望とする大学に行った。
褒められることはあれ、叱られることは少なく、挫折も経験していない。
勉強以外で部活に入り、そこで、挫折を経験しているのであれば良いが、それもなく社会人になると危ない。そこで初めてできない自分と出会う事になる可能性が高いからだ。あるいは、他の同期と比べてもできない自分に気づく。そして、褒められるどころか叱られる日々が続く。
このような初めての経験に挫折を感じ、自信を失くしていく。
「できないことが当たり前」
挫折を経験したことがない人に、これを伝えるのは簡単なことではない。

