手紙を書く。(チェック済)

一日に何枚も手紙(ハガキ)を書くことは、舩井幸雄さんの習慣だった。社員にも「手紙を書きなさい。」とよく話されていた。また、どのように書けば良いかも教えていただいた。
私も実践をしていた。鞄には数枚のハガキと数種類の筆ペンをセットにした「ハガキセット」を入れていた。いつでも手紙(ハガキ)を書けるように。
これは私だけのことではなく、当時の船井総研では当たり前のことだった。そして、鞄にハガキセットを入れて持ち歩く人も多くいた。
一日に何枚も書くには、工夫がいる。そして、そのときの感動や思ったこと、考えたことを相手に伝えるにはスピードが大事。例えば、初めてお伺いする会社の社長に会う時は、お会いする前にハガキ表の宛名を書いておく。そして、面談を終え会社を出たらすぐに、裏面に手紙の内容を書き、ポストへ投函する。
このような方法を教えてくれた人もいた。
とにかく、手紙を書く事を習慣にする教えがあった。ただ、今はどうなのだろうか。私はめっきり手紙を書く数は減ってしまった。おそらく他の船井総研社員も同じではないかと思う。今はメールやチャットなど様々なコミュニケーションツールがあるあらだ。
しかし、手紙を書く事の教え、そして、それを実践してきた経験があるので、今も何かがあると手紙を書く。何か伝えたいことがあるときは手紙を書く。そういう感覚が身に付いているのは、やはり手紙を書く経験をしてきたからだ。
手紙を書く時間の半分は相手のことを考える時間であり、もう半分は私が感じていることや考えていることを言葉にする時間である。言葉にすることで、あらためて感謝や感動を整理できて、またそれを体感することになる。手紙を書くのは、このような素晴らしい時間を過ごすことである。
何かがあったときは身近な人にも手紙を書く。家族の誕生日には手紙(メッセージカード)を書く。子供たちにも何かがあったときには手紙を書く。例えば、娘が受験に失敗したときや合格したとき、子供たちが学校を卒業したときなど。時々、私も誕生日や何かがあったときには家族から手紙をもらうが、そのときはやはり嬉しい。そして、大切に保管をしている。
そういえば、私がお付き合い先などの社長に書いた手紙(ハガキ)が社長の机まわりに飾られていたことを何度か見たことがある。
感謝や感動をしたときに、相手がいる時は、手紙を書くのは良い。その感動をもう一度体感でき、それを相手に伝えられる。そして、それが形に残り、また新たな世界をつくっていく。そのコツは、感動が冷めないうちに早く書くこと。後で、とか、時間ができたときに、と考えてしまうと、感動の気持ちも薄れ、書かなくなってしまう事の方が多い。そのときも後で手紙を書くためにメモだけでも書きだしておく。
手紙は本当に素敵な道具♪

