心機一転力。(チェック済)

会社経営は連続する。その年だけ業績が良ければ良いというものではない。会計の仕組みがあるため年度単位で売上や経費、利益などを集計するために業績目標も年間単位で設定するが、会社は永続的な繁栄を目指すものである。
なので、経営には連続性があることが大事。しかし、連続性のなかで企業が強くなり業績を伸ばしていくためには、「区切り」があった方が良いのも事実。このような区切りがまったくなく連続的に続いていく事を想像してみると、辛そうに感じる。ダラダラと続いていくことになりかねないからだ。
だから、区切りを設けながら連続させていくことが必要になる。また、その区切りはできるだけ明確にあった方が良い。例えば、プロ野球だと今シーズンとか来シーズンという言い方をする。その年の一年間のペナントレースが終わると、監督やコーチのフロントをはじめプレーをする選手も新しく編成されて、新たなシーズンに臨む。今年も、もうすぐキャンプが始まるが、そこでは多くのチームが今シーズンの新たな方針を掲げる。
プロ野球も今年だけで終わるものではない。そのため各球団は勝ち続けるためのチームづくりを目指す。今シーズンの優勝が一番の目標にはなるが、今シーズンだけではなく来シーズン以降も強くあり続けるためのフロントを含めたチームづくりを目指す。
そのようなチームをつくっていくためには、シーズンが終われば振り返りながら反省と対策をして、新たなチームをつくって次のシーズンに臨むためのシーズンオフがいる。それが区切りとなるのだが、どのように過ごすかによって、来シーズンの成果は変わる。
このように見ると連続性のなかの区切りの重要性が感じられてくる。
会社も同じである。もっと言えば、働く人(社員)も同じ。プロ野球選手がシーズンオフ中の過ごし方を大事にして新たなシーズンに臨むのと同じように。但し、我々の場合は、プロ野球選手のように長い間のシーズンオフはない。そのため区切りをつける感覚が持ちづらい。体を休める必要がプロ野球選手ほどないからだが、心(精神)だけは休める意識を持って、必要な休息もとり、次に向けた準備を整えて臨むことはできる。
それを、区切りとして意識しながら。
また、会社では一年間の振り返りと新しい一年に向けて新たな方針やコンセプト、そして目標と達成プランを立てる。これが会社の一年の区切りとなる。
さて、その一年の区切りとしてのタイミングはいつが良いのだろうか?やはり一番は年末年始だろう。決算期を区切りとして進めている会社も多いだろうが、それは続けながらも年始のスタートをどう切るか。やはり多くの日本人はお正月を区切りとして考える人が多い。その感情を経営にも活かそうと思えば、年始になる。
年始のスタートをどう切るか?
ただ、会社に社員が集まって、挨拶をして、みんなで初詣に行き、それで終えてしまう。そして、まるで何もなかったかのように日常業務に入る。このような入り方で良いのだろうか。
みんなで初詣に行く意味はあるのだろうか?
年始を「全社研修」でスタートする。全社員で心機一転、気持ちを新たにする。年始に入るには最高の取り組みである。その後に初詣にサクッと行けば良い。

