徹底サポート(管理)が必要なとき。

本当かどうかは分からないが、飛行機は離陸をして上空に着き、巡行飛行になるまでに多くの燃料を使うという。そして、このことは物事を始めるときや、やり方を変えるような場合に、それに慣れるまでの間に多くのエネルギーを使わなければいけないことの例えで使われる。
私自身は人から管理されることや人を管理することはあまり好きではないし、得意でもないと思っている。その代わり、自分自身が決めたことをやりきっていくのは、ある程度はできると思っている。それほど苦にならない。
しかし、コンサルテイングでご支援先企業の業績を上げようとするときは、そうは言っておれない。必要なら管理を徹底しなければいけないときがある。
プロジェクトが始まったとき、あるいは、不振に苦しむ営業社員に再び活躍をしてもらうような時は管理を強める。
子供が勉強する様子を見ていても同じことを感じる。我が家は一男一女。長女は小学生の頃から机に向かって勉強をする姿勢を持っていたが、長男は違う。そこは、やはり男の子だからだと思うが、落ち着きがない。
机に向かう時間も短く、勉強を始めてもすぐに他のことを始める。しかし、息子も中学生となり人から勉強のサポートを長い時間受けるようになると、やはり姿勢が変わってくる。机に向かう耐性がついてくるようだ。机に向かうことに慣れてきて集中できる時間を長くするまでには密着したサポートが必要だが、ある程度の習慣が身に着けばそのサポートを緩めてもできるようになる。
新しく物事を始める時や、やり方を変える時もそうだ。とにかく、初めに多くのエネルギーも時間も使う。歯車が回り始めるまでの間である。それまでは、まだ慣れていないので苦しく感じることがある。そういうときこそ、意識をして踏ん張るためにも多くのエネルギーや時間を使う。
部下が調子を落としていると感じる時や新たな部下がメンバーに加わったときも同じ。復活をしてもらうためにやるべき行動を決め、それが確実に実行できるようにサポート、管理する。新しい部下も同様で、新しい仕事に慣れてもらうまでは管理を強める。
初めが肝心である。
そして、巡行飛行に入ったなと思えば、少し緩めていく。
徹底サポートが必要な時と必要ではなく緩めても良いときを見極めて管理する。新たな行動を身に付けていくときの習慣化と自律を促すためには必要なことだと思う。

