広告費0円で成果を上げる!(チェック済)

注文住宅事業や住宅リフォーム事業など住宅事業のほとんどは新規受注型。そのなかでも住宅リフォームはリピート率が高いとされるが、それでも新規集客がないと成り立たない。
新規集客はある意味、事業を続けるための仕入れのようなものである。仕入れがなければ事業が成り立たないように、住宅事業の多くは新規集客がなければ事業が成り立たない。
また、良い仕入れができれば良い商品ができ、多くの仕入れができればたくさんの商品ができて売上げが伸びる。同じように、ターゲット客の集客ができれば契約率が伸び、多くの集客ができれば売上は増える。
そして、このような仕入れをするには、お金がいる。投資をしなければいけない。
時々、住宅業界向けに開催されるセミナーのなかに、「広告費をかけないで成果を上げた!」とか、「広告費を減らしながら売上を伸ばした!」といったキャッチコピーが付けられたものを見ることがあるが、これは気を付けなければいけない。
確かに、広告費は少なければ少ない方が良い。しかし、その大前提には売上げが伸び、社員が増えていることがなければいけない。何が危険なのかと言うと、「縮小均衡」になる恐れがあるからだ。会社の屋台骨を揺るがすような危機は感じられないのだが、集客数が減り、売上が落ち、社員も少しずつ減っていく。気が付くとこのようなことになっている。
集客は仕入れのようなものと考えると、仕入れにかけるお金を減らせば商品の品質が落ち、売上も落ちるのは当たり前。
会社を成長させている会社は間違いなく先行投資型で広告費をかけている。もちろん、無駄な広告費はかけない。費用対効果や契約率は厳しく管理、チェックをしている。しかし、一定の成果が上がると分かれば、他社ではできないような広告費をかけ、大量の集客にかかる。そして、業績を伸ばしていく。
仕入れも同じである。他社以上の金銭的な条件を提示すれば良い仕入れができる。また、「これは売れる!」と分かれば、できるだけ多くの仕入れにかかり販売数を伸ばそうとする。「売れる!」と分かっていながら、仕入れを減らすようなことはしない。
住宅事業における集客もこれと同じ考え方である。
正直、「広告費0円」とうたってセミナーを開催するのは、甘いケーキやお菓子を用意して子供を集め、食べさせて、気が付けば肥満児にさせているようなものだ。
私にはそのような世界に見えている。そして、そこに参加する経営者には積極的に業績を伸ばして会社を成長させようという気概を持った人はいない。
そういう場も必要なのかもしれないが、私はやりたくない。
「広告費0円」にはお気を付けを。

