学校説明会が面白い。

年が明けると息子が高校受験を控えているので、最近、受験校選びでいくつかの学校説明会へ行った。長女のときはできなかったので、初めてのこと。これが面白い。
説明会は学校側からすると、一人でも多くの優秀な子供に受験をしてもらうためのものなので、力が入っている。学校によって、その違いが感じられて面白い。
まず、感じられるのが私立と公立の違い。校舎、体育館、ホール、プールなどの施設がまったく違う。公立は古くて、機能性も劣る。例えば、プール。公立は屋外が多いが、私立は屋内プールもある。しかも、温水。これでは、練習環境がまったく違う。私立の生徒は一年中、泳ぐことができる。
私立の学校説明会ではまずは説明を聞くためにホールへ通される。これは体育館とは違う。一方、公立にはこのような施設はなく視聴覚室のような部屋に通される。
また、私立では1時間ほどのプログラムが組まれていて、まずは吹奏楽部やダンス部、チア部などの歓迎の演武がある。その後、司会者が登場し、学校代表者や担当者による説明、また代表して数名の優秀な生徒のスピーチがある。一方で、公立は事前に作られた映像を見る。そこには司会も学校代表者によるスピーチもない。もちろん、すべての公立がそうだとは限らない。
大学との連携やサイエンス、グローバルへの取り組みなど個性的な授業があるのも私立に多い。
私立の方がアピール力があると感じてしまう。ただし、その一方で表面的に繕っているのではないかと思ってしまわないこともない。また、個性が感じられる分、それに嫌悪感を感じることもある。一糸乱れぬ吹奏楽部やダンス部の演武を見て、どのように感じるかは人それぞれだろう。
ただ、子供の可能性を伸ばす環境を考えると私立の方が魅力的に感じられる。公立にはない学ぶ機会が私立にはあると感じられる。
但し、その一方で、公立の中には魅力を感じる学校もあるようだ。施設の古さや機能性は他の公立と変わらないのだが、生徒の佇まいや振る舞いに学校の個性が感じられ、魅力的に見える学校があると聞く。まだ、私はそのような公立学校には出会えていないのだが。そこでは、私立の作られた表面的とも感じられるものとは違い、生徒たちによって作られた魅力が感じられるようなのだ。
まだしばらく学校説明会行脚を続ける予定なので、今度はそのような学校との出会いを楽しみにしている。
このようにしていくつかを回るとそれぞれの違いが見え、感じられる。そして、このことは大学生が就活をするときの会社選びや家づくりやリフォームを考えるお客様にとっての会社選びと同じような気がする。
そこでは、「個性」が大事になる。学校説明会の場合は、どのような生徒に来て欲しくて、その生徒をどのように育てたいと考えているのか、そして、そのために学校はどのような特徴を備えているのか?こういったことが伝わってくる学校に個性を感じる。これも会社を選ぶときの就活中の学生や新築をリフォームを考えるお客様も同じではないかと思う。

