売れる営業は、鈍感?

私はこれまで数多くの営業社員と出会ってきた。20代から30代の男性が多いと思うが、中高年の方もいたし、女性の営業社員の方とも多く出会ってきた。
そして、そのなかには売れる人とそうでない人がいた。また、売れなかった人が売れるようになった人も多くいる。
その違いはどこにあるのか?頭がいいのか。話が上手いのか。マメなのか。優しいのか。男前や美人なのか。笑顔が素敵なのか。
細かなことを挙げればきりがないが、これらはすべて後天的なものである。つまり、誰でも住宅営業において頭は良くなれるし、話も上手くなれるし、マメにもなる。優しくもなり、男前や美人にもなれるし、笑顔が素敵な人にもなれる。
人は変わる。だから、営業社員も変わる。
私は昨年、一年間に映画館で映画を24本観ると決めて、それを達成した。それまでは一年に1本の映画を見るかどうかだった。だから、なかなか大変だった。なかにはあまり興味もなく観た映画もあった。
そして、24本を観て思ったのは、目標を設定し、その達成だけを考えて行動をすると、それまで見えていなかった世界が見られるようになるということ。
興味がなく観た映画の中には、期待以上に良かったと思うものもあった。また、想像していたストーリーとは違ったものもあったし、期待以上の映画もあった。映画を観る前と観た後では自分自身の変化を感じたし、24本を観終えたときも変化を感じた。
住宅営業で成果を上げる人もこれに近いところがある。目標を設定して、そのことだけを考えて行動ができる人が成果を上げる。そこに、余計な考えはない。余計な考えとは、例えば、「このお客様は私とは合わなさそうだ。」、「このお客様は当社では建てない人だな。」、「このお客様はお付き合いするのが大変そうだ。」。「このお客様はまだ意欲が低いかな。」、「このお客様は話が通じないな。」等など。こういったことを初めて会った時に抱いてしまうこと。
余計な「思い込み」である。そして、その思い込みがあるために、そのお客様に必要な行動もしない。だから、成果がでないのは当たり前。
売れる人はそのような思い込みはもたない。どちらかというと、可能性を見る。「どうすれば、、、、。」と考える。そして、それに必要な行動をとる。
それができるのは、人によっては目標なのかもしれないし、シンプルにマイホームづくりをお手伝いすることが大好きなのかもしれない。映画が大好きなように。
だから、余計なことは考えない。家を買ってほしいと思うし、映画を観たいと思うだけ。
余計なことを考えずに行動を重なれば成果は上がる。そこで、それまで見たことがない新しい世界を見る。それが、また楽しい。こういうサイクルがまわり始めると、頭は良くなり、話も上手くなり、マメになり、優しくなり、男前や美人にもなり、笑顔が素敵な人になる。
余計なことは考えない。そういうところでは、鈍感なのである。

