地道な継続力こそが会社を変える。(チェック済)

業績を伸ばすために出店をする。あるいは新事業を立ち上げる。このようなことは目に見えて分かりやすい。そして、初めのうちは新しく感じられたことも、いずれ慣れていき日常になる。
ただ、本当の勝負はここからである。その後も継続して改善を繰り返し、業績を伸ばし続けられるかどうかが大切になってくる。
さて、今は業績を伸ばそうと思うと集客や営業力を高めていく事と同時に、社員を増やしていくことが必要。そして、集客や営業以上に、社員を増やすことが難しくなっている。それには採用活動だけではなく、採用後の定着率も高めていかなければいけないからだ。
まだ採用はノウハウがあるためにすぐに軌道に乗せることができたとしても、定着はそう簡単ではない。定着率が悪い会社は社内の改革が必要だ。そこで、どのように改革を進めれば良いのかを知らなければいけないのだが、その答えは社員が持っている。定着率を高めるのは、今の社員の満足度を高めることでもあるからだ。
そこで、社員満足度アンケートを実施する。主な項目は、理念やビジョンへの共感度、会社や仕事への誇り、上司への信頼や社員間の関係性、自身の将来像、評価・報酬、働く環境といったことがある。これらに対して、質問項目を用意し、社員にアンケートをして答えてもらう。
このような社員満足アンケートは社長にとっては通信簿のようで結果を見るのは緊張するとはよく言われるが、会社の実態を知るには必要なことだ。
大事なことは結果に一喜一憂するのではなく、そこで改善点を見出し、具体的な改善活動を進めていく事である。その上で、また1年後に結果を確認する。このPDCAをまわすことである。1年をかけたプロジェクトとなる。集客や営業面で業績を上げる時の出店や新事業の立ち上げと比べると地味な活動である。
しかし、この目標を据えてそれに必要な活動を地道に続けられる会社が、会社を変えていく。そして、永続的に業績を伸ばし続けられるかどうかは、このような目には見えづらい所や目立たない所の取り組みに違いがある。
氷山理論で言うと見えない部分である水面下だ。ここは目には目えないのだが、ベースになるところであり、スペースも大きなところである。そのため、組織への影響力が大きい。
ここを確実に改善していくには、地道な改善力が必要。1年をかけて目標に掲げたPDCAをまわしているものがあるかどうか?PDCAは短期でまわすものばかりではない。地道な取り組みを必要とする長期なPDCAもある。これが地道な改善力を生む。

