地方の住宅会社に必要なブランディング。

ブランディングがされた会社は他の会社とは差別化され、独自性を持つ企業として、それを好むお客様が多くいて、働く人も会社のことを好んでいる。
そのような会社になることを目指して、自社のブランデイングを進めたいと考える会社も多い。しかし、一方で、ブランデイングを難しく感じている社長も多い。
ブランド化されている会社は、社長の創業者精神や性格、あるいは社風といった、その会社がそもそも持っているものを磨きこみ、それを発信している。
そして、ブランド化に失敗していると感じる会社は、そういうものではなく、取ってつけたような、後から付け足したようなものをつくり、それでブランド化しているような印象がある。
ブランド化しようとするときは、自分たちとはどういう存在なのか。他の会社とは何が違うのか?それを活かして、どのような会社になっていきたいのかといったことが分かっていないとブランデイングはできない。
取ってつけたようなブランデイングを進めた時、お客様向けに外部へ発信するマーケテイングは、それでうまくいくかもしれない。ホームページやコマーシャルを見て、「いいな」と思ったお客様が来る。しかし、社員と話したときに抱いていたものとは違う印象を受ける。
例えば、スターバックスのような親しみが感じられる接客、落ち着いた空間がいいなと思って入ったカフェが、店内に入るとまったく違う接客をされるようなものだ。
ブランデイングの難しさはこういうところにもある。
ブランデイングにはアウターブランデイングとインナーブランデイングがあり、社外向けと社内向けである。これが一貫していなければブランデイングされない。
そして、このことは住宅会社にも言える。ホームページやコマーシャルを見ていいなと思って、その会社のモデルハウスやショールームを訪ねて社員から接客を受けた時に、抱いていたイメージとは違うものを感じられるとブランデイングがされるどころか、期待がされていただけにギャップに失望され、逆効果になる。
例えば、親しみがある住宅会社というイメージを打ち出しているにも関わらず、営業社員からガンガン売り込みを受けるようなことがあると、二度と行かないどころか悪い評判がひろがる恐れもある。
ブランデイングは、マーケテイングとセールスとマネジメントが一貫したものになっていないと逆効果になる。
そして、会社で一番大事にしているもの、例えば経営理念を進めるためのブランデイングはそれらが一貫したものになり、上手く進められる可能性が高い。一方で、商品やサービスを売るためのブランデイングを進めようとすると上手く進められない可能性が高い。
そのブランデイングは経営理念を進めていくためのものなのか、それとも商品やサービスを売るためのものなのか?この違いは大きい。

