創業70年、売上1億円の住宅リフォーム会社のこれから。

売上げ1億円の会社が毎年、1.2倍の成長を続けると10年後には売上げ6億円を超える。そこからも1.2倍成長を続けると10年後には売上げ37億円となる。つまり、20年前に売上げ1億円だった会社が毎年1.2倍成長を20年間つづけると売上げ37億円になる。
もちろん、これだけ長い間、毎年成長を続けるのは至難の業。不況期や天災などの危機が来ることもある。20年間、安定的に毎年1.2倍の成長を続けるのは奇跡に近い。
一方で、創業50年、60年という会社の売上げが1億円と聞いたとすれば、どのように感じるだろうか?
50年、60年もかけて売上げ1億円?
と感じるのが正直なところ。住宅リフォーム会社で売上げ1億円くらいであれば社員数は多くても4、5名。その規模で長く続ける。ただ、もしかするとこれまでの間にもっと売上げを伸ばしていた時はあったのかもしれない。そこから売上げが落ちて、今は売上げ1億円となっているのかもしれない。
それが、そのようなことはなく社員数4,5名で売上げ1億円を長く続けているとすれば。
それも奇跡に近いのではないかと。
これぐらいの規模であれば、不況や天災、また競合があらわれたりすると、影響を受け、すぐに業績を落とすことも十分に考えられる。ちょっとした危機でも倒産となってしまうこともあり得る。社員数が4、5名の会社は余裕がない。
そういう体制で数十年という長い間、経営を続ける。そこには、他社にはない「強み」があるはずだ。
それから大事なのは、その強みを活かして、次の新しい成長軌道を描くことである。
業績が長い会社はこれまでの経験値でこれからを考えてしまうがち。なので、例えばこれまで長く売上げ1億円を続けてきたとすれば、これからも売上げ1億円が続くと考える。そこから、毎年1.2倍の成長を続けて、売上げ10億円になる将来の会社像を描けない。
ただし、事業承継のタイミングはそれができる可能性がある。後継者が新たな会社の将来像を描くのだ。これまでの経験値が少ないことが幸いする。
後継者となれば30代や40代が多い。そうすると後継後、事業を続けるのは20年、30年となる。これから業績を10倍、20倍とするための時間は十分にある。
これから10年、20年と経営を続けるとして、今の売上げを毎年10%アップ続けるとすれば。あるいは20%アップを付けるとすればを計算してみる。どれぐらいの売上げになるかが分かる。それから、その規模になったとき、会社はどのような状態になっているのか?
それが経営者に見えた時、会社はその世界に向かって動き始める。その世界とはどのようなものなのかを知ることが、経営者に必要な勉強である。
業績を伸ばそう!

