副業やフリーランスとしてコンサルタントを選ぶ。

コロナ禍で業績不振の企業が増え、これまで以上に社員に副業を認める会社が増えている。
航空会社のANAは勤務時間以外であれば他の会社と雇用契約を結べることを始めた。同時に希望退職者を募集するリストラ策も発表された。
このような副業解禁やリストラ、あるいは廃業によって新たな職を求める人が増えている。
そのなかにはこれまでの経験を活かして、コンサルタントを目指す人もいる。ANAのCAであれば、企業への研修講師やサービス業への接客コンサルタントなどが考えられる。他にも、専門職での経験を活かして、企業や社会人にアドバイスをするコンサルタントビジネスは、原価もかからず、高い収入も得られる。
しかし、実際には上手くいっている人は少ないのではないだろうか。
なぜなら、コンサルテイングビジネスを理解していないからではないかと思う。スキルや経験をビジネスとして活かしていく方法を知らない。コンサルテイングもビジネスなので、どのように取り組むかによって成果が違ってくる。
まずは、商品を明確にしなければいけない。他のサービスと何が違うのか?そして、どのような成果が期待できるのか?できることだけを伝えていても先方は十分に理解できない。今、困っていることを解決して欲しいと思っている。
そのため、どのような課題や悩みを持っている企業や社会人が、そのサービスを受けるとどのように変化をするのか?これを明確にすることが必要。
それから、価格設定も重要。価格を安くすればお客様は増えると考えるのが辞めた方が良い。価格を安くすればするほど、通常は競合が多くなる。
サービスの提供に時間も手間もかけずにできるものであればまだ良いが、研修はその会社へ出向き、数時間の研修をし、さらに、移動や準備にも時間がかかる。それだけの時間をかけるものを、価格を安くして提供することは辞めた方が良い。
そのサービスの価値が本当は高くても、その値段に見合ったものに受け取られてしまう。しかも、競合が多いために、相見積もりをされ、さらに価格を下げられることにもなりかねない。
むしろ、研修のようなサービスは価格を高く設定した方が良い。そうすると、競合は減る。また、なぜこんなに高いのかと依頼者を注目させることにもなる。こちらとしても十分な報酬を得ていれば、準備に時間や手間をかけられるようになり、サービスの質も上がる。結果的に、お客様の満足度が上がる。
こういったことが基本になるのだが、多くは商品が不明瞭となってしまっている。どのような研修やコンサルテイングをしてくれるのか、他の人とは何が違うのかが分かりづらい。
知り合いや紹介など今の人脈のなかだけで仕事をするのであれば良いが、もっと広げていきたいと考えているのであれば、いかにビジネスにしていくかを考えなければいけない。

