今こそ出会いを求めて。

最近はセミナーや経営研究会の例会のほとんどはオンラインで開催している。良いとは分かっていても、これまでなかなか進められなかったオンラインが定着し、タイムリーに必要な情報を、移動がなくなった分の時間やコストを使わずに得られるようになったのは良いこと。
ただし、リアルセミナーにはあるが、オンラインセミナーにはないものがある。それが、「出会い」である。私はこれまでセミナーを年間に10本、多いときはそれ以上の本数を開催し、講演もしてきている。そこには、リアルな出会いがある。私のような講師との出会いもあるが、セミナーの出会いはそれだけではない。
参加者同士の出会いがある。特に、例えば私が開催するセミナーへ何度も参加をしてもらっている方の中には、セミナー会場で参加者同士が何度も出会うことがある。同じ顔を何度か続けて見かけるようになると、自然と親しくなる。「よく会いますね。」といったことから会話が始まる。
そういうことが続くと親しさが増し、お互いの会社で業績向上を目指す社長やリーダーとして仲間になっていく。実際、私はこのような関係を築いていく人を何人も見てきた。
このようなことはオンラインでは難しい。
参加者同士で会話が弾むことはないし、たとえ同じ講師や会社のセミナーに何度か参加を続けていたとしても、お互いの顔を覚えていないために親しくなることもない。
また、これは私が感じていることなのだが、オンラインでのセミナーやミーテイング、会議はどうも記憶が薄く、いつどのような会議やセミナーでの出来事だったのかが分かりづらくなる。
それはおそらくリアルでの体験と比べるとオンラインは五感で感じることが少ないためではないかと思っている。
出会いは、人生を変えると言われる。
セミナーで事例やノウハウを知ることも大事なことではあるが、それに加えて師匠や仲間や同志となる人との出会いは、それ以上に大きな変化を起こすインパクトがある。
オンライン化への動きはこのまま続いていくものだろう。しかし、そういうときだからこそ、リアルも重要なものとなる。
これまでとは違うリアルセミナーや経営研究会の例会とはどのようなものなのか?オンラインでのやり方、そしてどのようなものであるかが、およそ見えてきた今、リアルをあらためて考えなおし、チャレンジをしていく必要性があるはずだ。

