人が信用を得る時代へ。

昭和は個人よりも会社が信用を得る時代だった。それも、小さな会社よりも大きな会社が信用を得ていた。
例えば、家を建てるときも小さな工務店よりも、やはり大手ハウスメーカーで建てたい。なぜなら、テレビCMなどで知っている会社でもあるし、信用ができるから。
就職先もそうだ。小さな会社よりも大企業が人気だった。その頃はベンチャーという言葉もなかったので、大学を卒業した人が独立間もない会社へ就職する発想すらなかった。
それから平成となり、時代が変わっていった。ITベンチャーが登場し、大企業から少しづつそういった創業間もない元気な会社へ行く人も現れてきた。
一方で、大企業は不祥事や残業やパワハラで過労による自殺者がニュースで取り上げられるなど、それまでと同じような信用は感じられなくなっていった。
そして、令和となった今。
会社から、個人へという流れは続いている。個人が信用を得られる時代になった。大企業と個人が比べられることもあるし、そもそも大企業ではなく初めから信用ができる個人を探そうとする場合もある。
例えば、住宅会社選び。初めから大手ハウスメーカーで建てようとは考えていない。信用できる個人設計士や建築家を探そうとする。
そこで個人として選ばれるためには、実績もいるが、それ以上に信用を得るための日々の活動が大事になっている。そのためにはインターネットを使って情報公開をすること。個人で信用を得るためには、情報発信力が欠かせない。
人がその人らしくイキイキと生きられる時代になっている。もちろん、個人で生きる方が良いというのではない。大企業も必要だ。そこで活躍することも素晴らしいことには違いない。
個人で生きるという可能性がひろがる時代になったということだろう。

