事業計画を考える本当の意味。(チェック済)

高い目標を立て、計画をつくり、やるべきことを実行する。
業績を伸ばす方法をシンプルにまとめると、こうなる。
そして、高い目標とその目標を達成していくための計画をまとめたものが、事業計画である。実際、業績を伸ばす会社の多くは事業計画をつくっている。
しかし、一方で事業計画を作っているが、その通りに経営が進まず、目標も達成できていない会社も多いのではないだろうか。
事業計画が、いわゆる絵に描いた餅となってしまっている。
業績を伸ばす事業計画と業績が伸びない事業計画。この違いはどこにあるのだろうか。
それは、事業計画の作成を目的としているのか、それとも他に目的があり、それを実現するための手段となっているのかに違いがある。
どういうことかと言うと、事業計画を何のために作っているのかを考えてみると分かりやすい。
もちろん、事業計画をつくる目的は目標を達成するためであり、業績を伸ばすためである。ただ、そのためには何が最も重要になってくるのかを考えなければいけない。
事業計画をどのように作り、そして、それを社内にどう浸透させているか。さらに、日々の仕事にどう結び付けられているかにある。
まずは、どのように作っているか?
社長一人が考えてつくっているのだろうか?それとも経営幹部やリーダーなどとミーテイングを重ねながらつくっているだろうか?経営合宿を開催し、泊まり込みで共に時間を過ごしながら作っているだろうか?
ここが最も重要なところである。
事業計画をつくる目的はここにあるからである。
それは何かというと、経営陣やリーダー陣の目的・目標に向けた一体化や価値観の共有化である。
事業計画の作成を通じて、このようなことを進める。もし、事業計画作成の他に、この目的が実現できる方法があるのであれば、それを使えば良い。
しかし、目的・目標の共有化やそれに向けた経営幹部の一体化と価値観の共有化、さらにはそれを実現していくための計画までができるのは、事業計画作成以外にはないのではないだろうか。
いかがだろうか。このようなことを目的としながら事業計画を作っているだろうか?
そうではなく完成しなければいけない期日に追われながら、事業計画をつくることを目的にしながら作業のように進めていないだろうか。
事業計画をつくっているが、その通りに進まない。あるいは、事業計画の内容どおりに進まないので作ることを辞めてしまっているのであれば、あらためて事業計画をどのように作っていたかを確認してみよう。

