”与件”に注目するのは、面白い。(チェック済)

以前からバイクに乗りたいなと思っていた。免許を持っていないために、バイクに乗るには教習に通わなければいけない。それが、億劫に感じられていて、なかなか行動できないでいた。
それが今年の年始に、今はコロナで自宅待機をすることも多く、時間は何とかなるのではないかと思い、教習の費用や所要時間などを調べてみた。そうすると思っていたよりも安い費用で、時間も思っていたよりも少ない時間で教習が受けられることを知った。
ただ、今は同じようなことを考える人が多いようで、バイク教習は人気。そのため申込から受講まで1ケ月以上かかった。そして、受講から1ケ月半。卒検を迎え、無事に合格できた。その足で免許試験場へ行き、免許の更新もできた。これで、晴れてバイクに乗ることができる。
となった時に、バイクを買う心理が少し変化していることに気づく。「本当に、バイクが欲しいのか?」と。自分でも不思議だ。このような感情が出てくるとは。
バイクを購入するとなると100万円の出費にはなるだろうから、そこで躊躇しているのだろう。免許を取るまではバイクに乗りたい!バイクが欲しい!という思いだけだった。それが、免許を取得し、いつでも買えるようになった途端、迷いが出始めている。
私がバイクに乗るための与件(条件)が変わったための変化である。このように与件の変化は、状況に変化をもたらす。しかし、案外、自分の身に起きている与件は気づきづらい。今回の私のバイクは分かりやすい方だと思うが、気づかないことの方が多いと思う。
それに気づくには、客観的な視点が必要だからだろう。ただ、与件は状況を変えるので意識をしておきたいことだ。
例えば、自分自身が仕事やその他の活動でも、活躍をして成果を上げるには、自分自身が持つ与件を冷静に把握をしておくことが必要なように思う。それは、自分自身の強みや弱みを知ることになるからだ。
自分がこの仕事やこの場で活かせる才能や能力は何なのか?すでにその人に与えられている好条件として、強みや長所がある。
また、会社の経営にも与件が与える影響は大きい。仮に、同じビジネスモデルやノウハウを使っているにも関わらず、他の会社と同じような成果が上げられないとすれば、その違いは与件にある場合が大きい。
ビジネスモデルやノウハウに原因があるのではなく、与件の違いが成果に違いをもたらしている。その場合の与件とは、市場、競合、組織(リーダーとメンバー)といったことがある。
このような与件を他の会社と比較をして自社の強みや弱み、機会や脅威を知る。
客観的な視点で自社の与件を知る。
感情の変化は与件の変化が起こしている。自社や会社の成長は、ビジネスモデルやノウハウと同様に与件が影響を与える。
与件は面白い。

