”三本の矢”型経営で会社を強くする。

一つの商品、一つのブランド、一つのお店で会社やお店を伸ばし続けるのは難しくなっている。それは、おそらく日本が成長から成熟社会となってきたからだろう。全体の需要が伸びているときは一つの商品でより早く、より多く販売をしていくことがより早い成長につながった。
しかし、今は全体の需要は伸びていない。しかも、変化が激しい。このような時代において、単品、単店勝負はリスクが高まっている。一つでは業績を伸ばし続けることが難しくなっている。そのために、出店をする。新商品や新ブランドをつくる。さらに、そのときは複数ではなく、奇数展開が良い。例えば、2店舗だと二つのお店とも伸びるのが理想だが、実際にはなかなかそうはならない。ただし、2店舗とも上手くいかないということも、あまりなく、一つのお店は上手くいき、もう一つのお店が思うようにいかないというケースが多い。1勝1敗である。これはお店に限らず新商品でも新ブランドでも同じようなことが起きる。
そこで、2店舗(偶数)ではなく、3店舗(奇数)目の展開をすぐに始められるようにしておく。3店舗となる全敗となることは珍しく、また全勝といきたいところだが、これもならないことがある。そこで、現実的なラインとして目指すのが2勝1敗である。一つのお店はチャレンジ店舗として、この一年は成果が上がらなくても良しとする。その分、他の2店舗でカバーするというイメージだ。
これが偶数(2店舗)だと、一つのお店の負け分を一つのお店でカバーしなければ全体の勝ちにつながらない。しかし、奇数(3店舗)だと一つのお店の負け分を二つのお店でカバーできるようになり、この方が全体の勝ちにつながる可能性が高い。だから、2店舗(偶数)ではなく、3店舗(奇数)を早急に目指す。2商品ではなく3商品を、2ブランドではなく3ブランドを目指すのも同様である。
それ以上(4以上)の数でも、偶数よりは奇数の方が良いかもしれない。同数の勝敗となった時に全体の勝ちにつながれば良いのだが、実際はトントンか負けになる。出店や新商品、新ブランド、さらには事業数を増やす場合は、奇数を意識しながら展開する。特に、初めのときは2つではなく3つを目指す。
ただし、これは私の経験から感じている事で、私も確証を持っているものではない。何となくそう感じていることである。参考にはしていただいても良いかと思っている。

