リーダーに必要な3つのコミュニケーション。(チェック済)

船井総研、元社長の小山さんからは様々なことを教わったが、その中の一つが「リーダーに必要な3つのコミュニケーション」。
3つとは
①一対一のコミュニケーション
②一対少数のコミュニケーション(討議やミーテイング)
③一対複数のコミュニケーション(大人数会議)
である。
一対複数のコミュニケーションは人数が10名以上で、討議をするというよりも報告が中心。それも会社の方針や決定事項の伝達、業績報告といったことが主な議題。
ここでのリーダーの役割は、リーダー自身の考えを全員に共有すること。会社の方向性を示すことである。リーダーや会社からの一方向的なメッセージを伝える場である。
そして、一対少数のコミュニケーションとは人数は10名以下。7~8名くらいまでだろうか。ここではリーダーはもちろん参加メンバー全員が話す。討議をしながら検討、共有、決定をしていく場である。チームの一体化力を強める場としても重要な時間である。
さて、この討議の場の活性化がチームの力や生産性を決めていくことになるが、ここで大事なのはやはりメンバーが積極的に意見を発することだろう。リーダーもそれを求めているはずだ。しかし、それができないことに悩むリーダも多い。
その原因は、どこにあるかと言うと、一対一のコミュニケーションにある。リーダーとメンバー個々とのコミュニケーションである。そこが足りていないと討議の場で積極的な意見が言い合えるために必要な安心・安全の場にならない。
討議の場を変えるには、討議の場を変えることも必要かもしれないが、むしろリーダーとメンバーとの個々の関係性に課題があるケースが多い。
なので、リーダーは一人一人とのコミュニケーションも大事にする必要がある。但し、いきなり1on1を始めるということではない。1on1は自然ではないために、特に初めのうちはお互いに身構えてしまう。二人の関係性ができてからの1on1は意味があるが、それが不十分なうちはあまり良い時間にはならない。
そして、1on1は二人の関係性を深めるものにはならない、と私は思っている。二人の関係性ができてから取り組むと効果がある。
一対一のコミュニケーションと聞いて、1on1ミーテイングや二人での食事の場を設けるといったことではない。二人で協働作業となる仕事をするのが良い。
二人でする仕事であれば何でも良い。簡単な作業でも良いし、会社のイベントを企画し実行することでも良い。営業であれば、あるお客様の提案活動を一緒にすることでも良い。二人で仕事をする時間を増やす。
これは仕事も進み、成果にもつながり、コミュニケーションをとる事にもなる。そこで、仕事の事だけではなく、色々な話をすれば良い。
食事へ行く、お酒を飲みに行くことも悪くはないが、それだけではない。二人で仕事をする時間を増やす。これも一対一のコミュニケーションになる。
そのようなコミュニケーションを各メンバーと取っていくようにすれば、討議の場も活性化していく。仕事をしながらのコミュニケーションが最も生産性が良い。

