★★★リスクをとる社長、とれない社長。

「リスクにチャンスあり」と言われます。逆に言うとリスクのないところにはチャンスがなく、利益もないということです。リスクがあることは多くの人が恐れている、あるいは大変だから無理だとあきらめています。リスクがあることには多くの人がチャレンジできない。そのためにチャレンジをした人にとっては利益があるということです。
実際に多くの社長がリスクを恐れて見送ったことにチャレンジをして、業績を伸ばす社長はいます。その一方で「私もチャンスがあると思っていたのだが、先にやられてしまった。」と悔しがる社長もいます。
ここで大事なのはリスクがあるチャレンジには、多くの人が気づいていたということです。チャレンジをした社長だけが知っていたのではないということです。他にも多くの社長が気づいているのですが、実行に移せなかったということです。
さて、リスクにもとるべきリスクととるべきではないリスクがあります。万一、失敗すれば会社を潰してしまうようなリスクはとるべきではありません。そういう意味ではリスクを計算することが大事です。それは、「やる場合のリスク」と「やらない場合のリスク」の天秤で考えるのが基本です。そして、チャレンジをした場合にどのようなメリットがあるのか、あるいは会社の未来の姿がどのように見えるかが大事です。
リスクをとる社長はこういうことを分析しています。反対にリスクをとれない社長は考えられていません。そういったことへの思考が停止しています。しかしながら、例えば今後は新設住宅着工数は減少します。このことについては多くの社長が不安を覚えています。しかし、その状況を冷静にみながら、今とるべきリスクを分析している社長となると少なくなってしまいます。不安な感情を持ち続けたところで何の解決にもなりません。精神的にも悪いです。いったい何に不安を覚えているのか。書き出してみる事です。そうすると自分ではどうしようもないことや、どれだけ考えても結論がでないことに悩んでいたりします。
大切なことはこれから会社に起きるであろう危機とは何かを知ることです。不安感を危機意識へと変えることです。それから、これからの時流と会社の強みを知り、今こそとるべきリスクは何なのかを分析することです。
リスクをとることで得られるメリット。そして失敗するかもしれないデメリット。一方でリスクをとらないことで生じてしまうデメリットがあります。リスクにチャンスあり、リスクに利益ありです。今とるべきリスクとは何なのか。年末までに一度整理をしてみることをおすすめします。

