ブルシット・ジョブ。(クソどうでもいい仕事)

「ブルシット・ジョブ」という本がある。その意味は、「クソどうでもいい仕事」。私も読んだことがあるが、とても面白い内容だった。
どのような仕事がブルシット・ジョブなのか。この本で紹介されていたのは、以下の5つ。
1 取り巻きの仕事
だれかを偉そうに見せるだけの仕事。ドアマンやお飾りのアシスタントなど。
2 脅し屋の仕事
他人を操ろうとしたり脅しをかけたりする仕事。ロビイストや企業の顧問弁護士、コールセンターの従業員や、他人を不安にさせた後に商品を売り込むようなマーケターなど。
3 尻ぬぐいの仕事
組織に欠陥が存在するために、その欠陥を解決するためだけにある仕事。一部のソフトウェア開発者など、その気になれば簡単なシステムの見直しで解決できる問題を場当たり的に解決するためだけに雇われた人。
4 書類穴埋め人の仕事
ある組織が実際にはやってないことをやってると主張するための書類を作るだけの仕事。誰も読まないプレゼン資料や報告書などの書類を作ることに業務の大半を割かれるオフィスワーカーなど。
5 ブルシット・ジョブ量産人の仕事
もっぱら他人へ仕事を振り分けるだけの仕事。また、ブルシットな業務をつくったり、ブルシット・ジョブを監督する仕事。一部の中間管理職など。
このように紹介されているが、これに一つ加えるとすれば、仕事をする自分自身が「この仕事はあまり意味がないなぁ。」とか、「別になくてもいい仕事だよなぁ。」と思っているような仕事も含まれるか。
このような仕事を続けていると、仕事によろこびを感じられなくなり、仕事をすることが精神的な苦痛を与えるものになる。
さて、10の仕事をしているとすれば、その中にブルシット・ジョブはないだろうか。あるとすれば、それをいつまで続けるのか。自分自身や会社にとって、その仕事を続けることが本当に必要なのだろうか。
反対に、10の仕事のなかで、もっともやりがいを感じる一つの仕事は何だろうか。そして、その価値をもっと高めるためには何をすれば良いだろうか。
その仕事に集中してできている人は、きっと他の人にはできない仕事をしているはず。本人が仕事にやりがいや楽しさを感じながら。また、そのときはブルシット・ジョブは一切排除しているはず。
会社の仕事の中からブルシット・ジョブをなくすことは、生産性の向上につながる。もし社員やメンバーがつまらなさそにしているとすれば、ブルシット・ジョブにやられているのかもしれない。

