ビジョンドリブン型経営へ。

今、規模の大小を問わず業績を伸ばす会社の多くは、「ビジョンドリブン型」経営になっているのではないだろうか。
先日、Softbankworldが開催されたが、そこでの孫さんの話を聞いていても感じられるように、ソフトバンクもビジョンドリブン型経営である。
ちなみに、ソフトバンクが目指すのは、情報革命で人々の幸せに貢献し、「世界の人々から最も必要とされる企業グループ」である。このビジョンに向けて、時代に必要とされる最先端のテクノロジーと最も優れたビジネスモデルにより、「人々を幸せにする」情報革命を推進している。(以上、ソフトバンク社のホームページより)
そのため孫さんはSoftbankworldの基調講演では常に近未来の話を続けてきた。今回のテーマは「スマボ」と表現しながらロボットが活躍する社会を解説していた。
ソフトバンクと言えば、今や数兆円の利益を上げる大企業だが、このようなビジョンドリブン型経営は中小企業にも求められている。そして、それを推進している会社は業績を伸ばしている。
このような話をすると、そのようなビジョンをどのようにして作れば良いのですか?と聞かれる。
実は、ビジョンを創りだすのは、それほど難しくない。これから何をしたいのか?社会にどのような貢献をしたいのか?ただし、「どのような未来がやってくるのか。そして、そこでの社会的課題は何なのか。」このような知識を得る必要はあるが、それもそれほど難しいことではない。学ぼうと思えばいくらでも情報は得られる。
難しいのは、それを組織へ浸透させることである。ソフトバンクのように創業者から創業時にビジョンを掲げて、ビジョンドリブン型経営で会社を大きくしてきた会社は良いのだが、二代目、三代目など事業承継をしてきた会社をビジョンドリブン型経営へ変えていこうとするのは、簡単ではない。
それまでの会社を変えていかなければいけないからだ。そういう会社には我々のようなコンサルタントが入り、その浸透をサポートすることがある。私もそのようなコンサルテイングをしている。
だが、このようなケースに当てはまらない会社、創業した会社で事業規模がまだそれほど大きくない場合は、ビジョンドリブン型経営へしていくのは、それほど難しいものではない。社長の強い意志さえあればできる。
そして、ビジョンは妄想から生まれると言われる。
どのような社会をつくりたいのか?それに、どのように貢献をしたいのか?何を実現したいのか?このような問いから、妄想をふくらませていく。そこから、ビジョンが生まれる。
そして、そのビジョンを共に実現させたいと考える人が仲間となる。
これまでの会社はトップの考えをもとに経営を進められるものであったが、これからの会社はトップでさえもビジョンをもとに経営を進めるものになっていく。
孫さんもビジョン実現のためにSoftbankを経営しているように。

